2013年6月26日水曜日

6年生 自分ならこんなドリンクをつくる!

突然ですが・・・

16

これが今日の課題です。




自分の意見

友達の意見

チームごとに話し合い

そして、本物を当てます。
班で話し合った答えです。


ところが残念ながら、結果を見てみると
全部を見抜いたチームはありませんでした。
しかし、この作業の中で、
いつもよりじっくりドリンクの色を観察することが
できていたら、それでOKです!

今度は、みんながドリンクをつくる番です!
みんなならどんなドリンクをつくる?

ペットボトルの水に絵の具を混ぜて、
ドリンクづくりの始まりです。

ただの色水づくりではなく、
ドリンクづくりですから、
まずは「企画書」に自分のつくりたいドリンクのイメージを書きました。





そして、実際につくってみます。




つくっていく中で、また企画書に戻ってみます。




企画書をなんども消しては描きなおし、
自分のイメージをつかみます。


偶然からアイディアが生まれて・・・






企画書と色水の間を行ったり来たりしながら、
自分のつくりたいドリンクのイメージがちょっとずつできてきました。
次回は、ドリンクの色を決定し、ラベルづくりに取りかかります。

たくさん頭を使い、自分の中の感性を働かせた1時間でした。
この授業を終えた6年生が、身近な飲料水や身のまわりの色について
いつもよりも目を見開いていてくれたらいいなと思います。

さっきよりちょっとだけ世界の見え方が変わる。
図工の時間が、そんな「スイッチ」になっていたらいいなと思っています。

1年生 クレヨンから発見がいっぱい!

1年生は、クレヨンを使って、画用紙を塗りつぶしました。
 


 
 
いつも、あまり使うことのない白いクレヨンを使ったり、
クレヨンでも色が混ざることを知ったり、
たくさんの発見があったようです。
 
できた!



 
これでできたかと思いきや・・・
上から黒いクレヨンで塗りつぶします!
せっかく描いた絵がもったいない!



 
でも、それをつまようじでひっかくと・・・




 
黒の下にかくれていたいろいろな色が見えて、
きれいな絵が現れました!
 
最後に魔法の粉をかけます・・・


 
魔法の粉でつるつるになったら完成!
 
最後は、みんなで鑑賞会。


 
友達のいいところを発表しました。
「~さんの絵はすごいと思います。
どうしてかというと、星や名前がたくさん書いてあるからです」



 
黒いクレヨンで全部塗りつぶされたときは、
どうなるかと思いましたが、
黒いクレヨンのおかげで、その下の色が引き立って見えますね。
 
たくさんの発見があった図工の2時間でした。

2013年6月24日月曜日

6年生 釉薬マジック ~1250℃の謎に挑戦~

6年生が今月のはじめに粘土でつくった作品。
 
よく乾燥させてから・・・
 
自分の手で窯に入れました。
うまく焼けますように。

 
10時間かけて800℃で焼かれた作品と久しぶりに対面。
今日は「釉薬」(ゆうやく/うわぐすり)をかけます。
「釉薬」とは、「薬」というくらいだから、
なんだかあやしいものかと思ってしまいますが、
灰などを水道水で溶かした、身近なものからできています。
 
今日は、最初に釉薬をかける下準備をして
(焼いたときに固まった釉薬により
作品が窯にくっついてしまうことを防ぐため)、
その後、自分で選んだ釉薬をかけました。
 
釉薬は全部で10種類用意しました。
「黄瀬戸」「まなこ」「鉄赤」「青磁」「萩」・・・
聞き慣れない名前の釉薬がたくさんあります。

しかも、のぞいてみると
何やらあやしい色・・・
 
しかも、1200~1250℃くらいで焼かなければ、
本当の色になりません。
 
どういうこと?

赤ですか?
これは焼くと黄色になります。 

これは、黒かな?
いいえ、こちらは焼くと緑色になります。

これは、さすがに白ですよね?
いえいえ、焼くと水色になります。
 
このように、今、目に見える色と、焼いたあとに表れる色が
全然違う「魔法の薬」、それが釉薬です。
 
今日は「釉薬マジック」と題して、
1250℃でどんな作品に変身するのか、その「謎」に挑戦しました。

黒と白を半分ずつにしたら、
灰色になるのかな?

焼いたらどんな色になるのかな?
どきどきするけど、チャレンジしてみよう!

思い通りにならなくても、今回は練習と思って実験してみよう。

全部の色を混ぜたらどんな色になるの?
それは1250℃の炎のみぞ知る世界です。

何層にも重なる釉薬、いったいどんなマジックが起こるかな?

シンプルに一色

半分ずつ2色

自分が何色の釉薬を使ったのか、
分かる範囲で記録しておきます。
 、
この記録をもとに、自分のお気に入りの組み合わせを覚えておきます。

次につくるときに、自分のイメージしたものを実現できるように、
自分のお気に入りの釉薬を見つけてほしいと思います。

いろいろな色の作品ができましたね。

でも、これが最後にどんな色の作品になるのか、
まだ誰にもわかりません。
 
焼き終わるのが楽しみです!