2014年2月28日金曜日

2年生 初めてのカッターナイフで

2年生は、1枚の色画用紙から、
家をつくります。

紙を折って、もう一度開くと、
箱のよな形になって立ちました。

カタカナの「エ」や「コ」「ロ」
アルファベットの「T」などの形を
カッターナイフで切ると・・・

とびらが開いたり、マドが開いたりします。

初めて使うカッターナイフも、
正しく使い、安全に使うことができます。

さあ、どんなマドが開くのかな?

自分なりに形を工夫して
三角形や五角形のマドをつくる子もいます。

面白いマドだね!

切り取ったマドを使って、
何かつくりはじめました!

「先生、糸ください!」
何をするのかと思ったら・・・
エレベーターをつくるのだそうです!!

すべりだいや階段も現れました!

屋上をつくりたい!

屋根にも小さなマドが開いています。

できあがった家を紹介します。

長い階段とダイヤ型のマドがすてきです!

ベランダがあります!
三角形のマドもいいね!


こんなところに階段が!

このお家は
ドアを開けるとすぐに階段が!
中をのぞくと・・・
階段が家の中にあったんだ!

エントツもあるこのお家も
出入口に階段があった!

よく見ると、人がおりて来るところでした!

今日の活動の中で2年生は、
カッターナイフとはさみをどちらも使いながら
表したいものをつくりました。
どのような形を切りたいのか、何を切りたいのか等、
自分がやりたいことに合わせて、
道具を選んで表していました。

できることが増えると、
いろいろなものをつくってみたくなりますね!

2014年2月24日月曜日

3年生 2014年宇宙の旅

カーテンを閉め、明りを消し、暗くなった図工室。
プロジェクターの電源を入れると・・・

飛行機から見た地球の写真が写し出されました。
「これからみんなで宇宙を旅しよう!」

どんどん高度を上げて
だんだん地球が小さくなり、
太陽系を抜けて・・・

天の川の中を飛んでいきます。
さらに宇宙の旅を続けると・・・

無数の銀河が見えてきました。
宇宙の果てまで来たところで・・・

「今日は、この宇宙を絵に描くよ!」

描く道具に、この4つを使います。
(左から、極細筆、割り箸、金あみ、歯ブラシ)
自分なりの「技」を見つけて、
描いてみましょう!

さっそく描き始めました。
金あみは、どうやって使う?

先を尖らせた割り箸で描くと
すごく細かく描ける!

金あみと細筆を両手に画家みたいです。

あっという間に、宇宙みたいになってきました!

地球が現れました!
歯ブラシを使って地球の周りをぼかしてみます。
これも「技」ですね!

もちろん筆で描くのもOK。
描くものに合わせて、道具や技を自分で選びます。

道具として紹介していなかったティッシュも、
3年生の手にかかれば、立派な道具に変身。

ティッシュペーパーでこすったり、
スタンプしたりして表します。

割り箸の先を鉛筆削りで尖らせて、
その先には・・・
宇宙人?

星だけでなく、UFOやロケット、宇宙人など、
自由な発想で宇宙が広がっていきます。

虹色のブラックホール!
広い宇宙には、本当にあるかもしれません。



想像力をたっぷり働かせて、
一人一人が宇宙旅行をしてきたようです。

宇宙から帰ってきた3年生のスケッチです。

細筆でたくさん星を描きました。
きれいですね!

宇宙人に出会ったようです!

広い宇宙のどこかに
地球のような星がもう一つあるのかな?

想像力の宇宙
どこまでも膨らみ続けます・・・

色とりどりの星や銀河が瞬くよう。
本物みたいですね。


チャイムの音が鳴り、夢から覚めたように、
3年生が宇宙の旅から帰ってきました。
たくさん想像しました。
たくさんの技を見つけ、
自分なりにたくさん工夫することができました。


2014年2月20日木曜日

6年生 シクミカルって何だ?

6年生が挑戦するのは
「ルーブゴールドバーグマシン」
『ピタゴラスイッチ』というNHKの番組に出てくる装置が有名です。
ものが転がったり、倒れたり、飛んだりする仕組みを生かし、
その仕組みをつなげて、何らかの作業を実行する装置のことです。

まずは、材料集めをします。
図工室にある、ごくごくありふれたものだけを使って、
どんな仕組みをつくれるだろう?

「これ、何かに使えそうじゃない?」
「まず、やってみよう!」
既成概念にとらわれず、
材料の可能性を自由に捉えられるクリエイティブな発想力と、
仕組みをつくりだし、組み立てていくロジカルな構想力と、
頭をフル回転させなくては、この装置をつくることはできません。


まずは簡単な仕組みをつくってみよう!
と、ほんの2〜3分でビンを「チン!」と鳴らす
装置をつくってしまいました。


想定していた動きが、なかなかうまくできません。
「本当はこうなるはずなのに、なんでうまくいかないの?」
そんなストレスが、新しいひらめきの原動力になったりします。


「紐を使ってエレベーターをつくってみる?」
「いいねぇ!」 
始めから不可能と決めつけず、
まずは何事もチャレンジします。


こまめに動画撮影をし、
いつ起こるかわからない奇跡の瞬間を逃しません。

わずか数mmのずれで動きが止まってしまいます。


手直ししながら、装置の精度をあげていきます。

転がってくるビー玉が
飛んでゴールに入る仕掛けを考えました。
できるかな? 
半信半疑でやってみたら、
本当にできちゃった!

つくっている6年生の会話を聞いていると
「あ、わかった!」「あ、いいこと考えた!」
を連発しています。
頭で考える ⇄ 手を動かす
を行ったり来たりしながら、
即座に思考し、判断し、
そして表現を繰り返していることがわかります。

そんな中、こんな言葉が聞こえてきました。

「これは、シクミカルだよね!」

シクミカル??
どういう意味か尋ねてみると、
「おもしろい仕組みがあること」
「どの班も、おもしろい仕組みを考えていたから、
それを表す言葉をつくりました」
と教えてくれました。
自分たちで言葉をつくってしまう6年生の創造力に驚かされました。

何度もつくり直し、
何度も失敗を繰り返した装置が、
ついにゴールした瞬間、
大きな歓声が上がりました!
「やったー!」
「できたー!!」

6年生のつくったシクミカルな装置の動画をご覧ください。
まずは、簡単な仕組みから。

だんだん難しい仕組みに挑戦しました。
あめ玉を食べる装置!?

キャッチ!

同時にスタートした二つの装置が、
同時に空き缶を倒す!

最後は、大きな歓声が響きました。