2012年6月29日金曜日

3年生 型紙をつくろう

 3年生は、型紙版画のための型紙をつくりました。
 4月ぶりにカッターを使うので、もう一度カッターの使い方をおさらいしてから始めました。

はじめにえんぴつで形を書きます。
下書きが終わったら、カッターで切ります。


紙を押さえる手は、刃の前ではなく、必ずカッターの上に置きます。
スカイツリーの形を切り抜きました。
来週には、型紙を使って版画をはじめます。
どんな形が浮かび上がるのか楽しみです。

2012年6月28日木曜日

5年生 ナイスないす~小さな模型をつくろう~

 5年生は、今日からイスづくりを始めました。今年度の展覧会に展示する作品です。
 今日は、練習ということで、工作用紙を使って約4分の1スケールの「ミニないす」をつくりました。本番で、どんなイスにしたいのか、いろいろと構想しながらつくってみました。
じょうぎを使ってまっすぐ線を引きます。

次回は、4倍の大きさの板に同じように線を引きます。
練習だと思って、集中して線を引きました。

イスの形になるように、切り取る線を引きます。

いよいよイスの組み立てです。

背板、座板の形を変えて、自分なり「ナイス」なイスを考えます。


余りの部分を利用して、自分らしくなる工夫を考えています。

形ができたら色も塗ってみます。


細かいところや見えないところにも色を塗っている子もいました
形と色を工夫して、イスづくりのイメージをふくらませていました。
  
いろいろなイスができました。
完成は2学期になりますが、次回の授業では45×45×1.2cmの板を配布します。


2012年6月27日水曜日

2年生 ねん土たいそう

2年生は、紙粘土に出会いました。
今日はたっぷり紙粘土を味わってもらおうと思います。

においやさわり心地など、紙粘土の「感じ」を味わいます

今日は、紙粘土という材料でどんなことができるか、
イメージをもってもらうために、こちらからテーマを与えて形をつくりました。

はじめは長四角だった紙粘土。
黒板に形を書いて、それを自分なりにつくってもらいました。
「○」「△」「□」「~」 シンプルなお題ですが、
それぞれ10通りくらいの答えを見つけてくれました。

△というお題でつくりました。
どこから見ても△の立体。
これは「正四面体」という名前がついていますが、
もちろんつくった本人は、何も知りません。
自分で思いついたのです。

お題は「~」

こんなに長くなりました。

指先を使って細長くしていきます

あれ! つくえからはみ出しても伸び続けています。
ぐるっと粘土板を一周してしまいました!
  最後のお題は「?」です。クエッションマークをつくるというお題ではありません。自分のつくりたい形をつくるのです。

平面で表した子

立体で表した子

平面・立体どちらも取り入れた子
 様々な作品ができあがりました。しかし、今日の図工のめあては、作品をつくることではありませんでした。今日は、とにかく「紙粘土をたっぷり感じよう」が目標でした。
 いくつかの形づくりを通して、たっぷり感じることができたでしょうか。何か発見があったでしょうか?
指先をたくさん動かすことは、
頭をたくさん動かすこと。

粘土に触れている時間だけ、
眼をたっぷり見開いている。
  
授業の後は、片付けの時間です。
自分たちで落としたごみだけでなく、
隅々までそうじしてくれました。

図工室は「みんなの教室」です。
「他のクラスのためにきれいにして帰る」
どの学年もそういう気持ちで片付けをしてくれているので、
図工室はいつもきれいです。

2012年6月26日火曜日

4年生 彫刻刀で線彫り

4年生は、木版画3回目の授業です。
今日は、三角刀一本で、とにかく線を彫りました。

  はじめに、彫刻刀を使うときの約束を確認しました。
1、話を聞くときは、彫刻刀を置いておく
2、彫刻刀で彫るときは、必ず両手で持つ
3、彫刻刀を使うときは、立ち歩かない
 これだけ守っていれば、ケガはしません。

さて、約束は守れているでしょうか?

必ず両手で持ちます

今日中に線をすべて彫らなければならないので、
みんな集中しています。

彫れてきました。
彫らないままで刷ってしまうと、せっかく書いた線は消えてしまいます。
消えると困る重要な線から、優先順位を決めて彫っていきます。

線が1本彫れたら、線をもう1本彫ります。
2本の線に挟まれた場所は、回りをどんなに彫っても消えることはありません。
1本だと、回りを彫ったときに間違えて消してしまうことがあるのです。

70分も彫り続けると、さすがに疲れますが、
みんな本当によく集中しました。

すべての線を彫れなかった子もいましたが、
大切な線はすべて彫れたと思います。
次回は、丸刀を使って面彫りをします。

2012年6月25日月曜日

6年生 マイカップ完成

ねん土を○る! 3回目。今日で、マイカップを完成させます。

形ができたら、取っ手や飾り付けをもう一工夫します。
どこにも売っていない、自分だけのカップにするには、どうすればよいでしょうか。


細かいところも工夫します。

表面に文字や絵を彫っていきます。

終わったら、型にしていた空き缶を取り出し、乾かします。

焼き上がりが楽しみですね。

できあがった作品が並んでいます。

しばらく乾燥させてから、約800℃の窯で、素焼きします。

陶芸では、形をつくる作業を「成形」
焼くことを「焼成」といいます。
  ねん土がしっかり乾かないうちに焼いてしまうと、土中の水分が蒸発し、外にでようとする力で、作品が割れてしまいます。しっかり乾かすことが肝心です。そのためにも、成形のときに、ねん土が厚くならないように気をつけなくてはいけません。
顔のついている作品もあります
 今後の制作スケジュール(予定)は、このようになります。
 成形(6月)→乾燥(7月)→焼成1素焼き(8月)→施釉:釉薬をかけます(9月)→焼成2本焼き(9月)→完成したら実際に使って飲み物を飲んでみます(9月)