2015年6月30日火曜日

4年生 ねん土が 教えてくれる

ブルーシートに包まれた、なぞの物体。

持ち上げてみてください。
2人がかりでやっと持ち上がった!

これは重い!!

「これは何でしょうか??」
するとすぐに「ねん土!」と、何ともあっけなく当てられてしまいました。
それもそのはず。
4年生は、これまでにもねん土で造形遊びをしたことがあったからです。

今日は、久しぶりにねん土で造形遊びをします。 
でも、今回はただ遊ぶだけでは終わりません。
何が違うのかというと、
今回は、実際に焼いてみます!!
「えーーー!!」


焼くのは、一緒にやろう。
でもつくり方は何も教えません。
自分で方法を見つけてください。
ねん土の特徴や陶芸道具の使い方、
そういうことは、自分で発見していくことです。

まずは自分の身体で触れて、

その感触を自分で味わいながら、
固さ柔らかさを自分でつかんでいきます。

どんなに言葉を尽くして説明しても伝わらないことも、
身体なら一瞬にしてキャッチし、わかるものです。

道具の使い方も同じです。
道具の名前なんて知らなくても、
自分のやりたいことを叶えてくれれば、それで十分。

道具の使い方は、
自分で見つけて下さい。

ねん土が重力に負けないぎりぎりのバランス。
それもやればわかります。
逆に、やらなけれな絶対にわかりません。

自分なりにねん土の特徴をつかみ、
道具の使い方のコツを見つけたら、
それで十分です。

そんな体験を2時間たっぷりした後、
自分たちの活動の様子の写真を見ながら、
みんなで振り返り、友達が見つけた技や道具の使い方を
いくつか見てみました。
そして、いよいよ制作を開始しました。

時間は60分。 
1回勝負で、焼きたい形をつくります。

すごい集中力で取りかかりました。

いつそんな技を見つけたの??
驚いてしまうような手さばきです!


職人のように、
一つ一つていねいにつくっていました。

つくりやすい水加減も、
自分でつかんだようですね。

水も大事な材料であり、道具です。

 

何事もまずはやってみることが大事です。
そうすると、必ず何か手応えがあります。
 
何か手を加えていけば、
必ず、ねん土が方法を教えてくれます。


 

 さあ、終わりの時間になり、
できた作品を並べました。
友達のつくった作品を見て、いろいろな話をしていました。

「今から焼くんですか??」
そういうわけにはいきません。
まずは十分に乾燥させます。
焼くとどんな色になるのかな?

焼く温度は800度!
どんなふうに変身するのかな?
焼くのが楽しみですね!

2015年6月29日月曜日

3年生 どこでも ここでも そこでもドア!?

図工室の前に不思議な色のドアが!
これは3年生が開発中のドア
その名も「そこでもドア」。
 
自分の行きたい世界に行くことができるドアです。
そんなドアがあったら、どんな世界に行ってみたい?
ダンボール箱を使って、ドアとドアの向こう側の世界を
つくってみよう!
 
ダンボール箱を組み立てられるかな?
 
組み立てられたら、
まずはドアをつくろう!
 
どんな形のドアがいいかな?
 
ドアの中にどんな世界をつくろうか、
すぐに決まる人もいれば、
なかなか決まらない人もいます。
それでも、まずは思い切ってドアを開けてみよう!
 
まずは、思い切って、ドアに色を塗ったり、絵を描いてみよう。
どんな形・色のドアなのかによって、
その向こう側の世界のイメージが
どんどん沸いてくるかもしれない。

絵の具の塗り方は自由。
みんな筆で塗るのかと思っていたら・・・
 
前に使ったことのあるローラーを
自分で選び使う人もいました。
たしかに、ローラーの方が早いかも!

歯ブラシと金網を使って描くアイディアもいいですね!
 
なんと、歯ブラシでそのまま描く人も! 
 
指で描くといい感じ!
 
偶然垂れて流れたら、
面白い線が生まれることを発見!
わざと垂らして模様をつくりました。
 
いろいろの描き方を楽しみながら、
そして、ドアの中の世界の想像もふくらんでいきました。
 
ドアに綿をつける!
だんだん立体的になってきましたね!

後半、いよいよドアの中へ手を伸ばします。

絵を描くという行為も、
ドア越しに行うと、何となく楽しいですね。 
考えても見れば、これは一枚の紙にたとえると、
表と裏に絵を描いているだけのこと。
でも、その間に「ドア」があることで、
二つの世界が生まれる。 
 
 
まだまだ「そこでもドア」づくりは始まったばかり。
色とりどりのドアは、
それぞれ、その向こう側にこれから生まれる
世界に続いていきます。
 
色も形も一つ一つ違うドア。
 
いったいどんな世界に続いていくのでしょう??

2015年6月26日金曜日

1年生 へんしん しんぶんし!

ピリッ!
ビーーーーーッ!
大きく手を広げて、新聞紙を破ります。
気持ちいい!
 
はさみは使わず、手で破きましょう。
破った新聞紙は紐みたいに長くなります。
 
切った形がおもしろい!
かぶってみよう!
 
机を変身させちゃおう!
 
新聞紙はホッチキスでとめると、
どんどんつながっていく!
 
どんどんつながっていく!
 
つなげているうちに、偶然できた形。
中に入れそう!
 
つなげて つなげて
大きく 長く 広がっていく。
 
次は、
どこと どこを つなげよう?
 
新聞紙をそのまま使うと、
屋根みたいになる!
 
床すれすれ
ハンモックみたい!
 
ここは、みんなの家にしよう!
 
天井と床
図工室の右端から左端
次から次につながっていく。
 
前半25分、後半20分 合わせて45分
みんな集中して活動していました。
 
そして、夢中になってやっていたら、
いつの間にか、図工室が変身してしまいました!
 
「くものすのパーティーだ!」
「新聞紙の迷路!」
みんなの力で 偶然 生まれた景色に
1年生が 名前をつけていました。
 
さあ、みんなで変身した図工室を冒険しよう!
こんなところにトンネルが!
どこにつながっているの??
 
こっちにも道があるよ!
 
つくって こわして なおして つくる。
遊びの中に、驚きやひらめき、発見がいっぱいつまっています。