2012年11月29日木曜日

3年生 先生ドッキリ大作戦!?

 3年生は、2学期に入ってから「ふしぎな乗り物」をスケッチしながら考えたり、新しくのこぎりや金づちを覚えて、木材で宇宙船をつくったり、学校に住むおばけを考えて絵に表したり・・・と、本当にたくさんのことに挑戦してきました。
 展覧会にむけて、まだ気は抜けませんが、「ちょっとここで一息つこう」ということで、久しぶりに造形遊びをしました。
 その名も「先生を驚かせよう!」
 担任の先生が1時間後に図工室に戻る前に、図工室を別の場所みたいに変身させてしまい、驚かせちゃおう! そんなテーマで造形遊びに取り組みました。

 今日の材料は、2年生の時にも一度使ったことのある「紙コップ」と、白い画用紙と板目紙の3つだけです。材料をあえて限定することで、その中でできることを考えていきます。

どんな図工室にしちゃおうかな!
わくわく、どきどき。

紙コップは白いから、机も白くして、
真っ白の場所にしちゃおう!


みんなの机をつなげて、みんなでつくったら
大きなものがつくれるんじゃない?

みんなで力を合わせて、すごい物つくろう!

これはおもしろい使い方ですね!

あと30分!みんなで手分けして、絶対成功させよう!

真っ白になってきたよ!

先生の身長越えたかな?

どんどん大きくなってきたぞ!

途中で崩れても、「大丈夫!大丈夫! みんなで力を合わせれば、
すぐに直せるから!」「大丈夫か? おれが手伝いにいく!」
とお互いに助け合い、協力しながら取り組んでいました。

「みんなで一つの作品」そんな言葉が自然と聞こえてきました。
材料を取り合ったり、競い合わないで、みんなで一つの作品をつくる。
途中から「先生を驚かせようプロジェクト」が始まっていました。

 さて、時間がやってきました。係の子が先生を呼びにいきます。
「先生来るって!!」 「そこ片付けておこう!」 「今、壊すと直せないから、もうつくるのはやめよう」「どきどきする~」いろいろな声が聞こえてきました。

 係の子は担任の先生に「もっとゆっくり歩いて!」、「ちょっとここで待っててください!」と先生を案内。
 先生が来ることを知らせに、図工室にやってきて、「今、階段だよ!」 「そろそろつくよ」 「先生来た!!」

 ガラガラガラ・・・


 図工室の扉を先生があけると、そこは紙コップや画用紙でつくられた白い空間!
 先生もびっくりです!


「先生、これ、僕がつくったんだよ」「びっくりした?」「これも見て下さい!」「先生、これ触ってみて!」
 みんな、自分たちの作品を解説し始めました。

 先生ドッキリ作戦大成功!! やったね。

そして、この後、たった10分間で図工室はいつも通りの姿に戻りました。

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