2014年11月7日金曜日

5年生 「自分」という大きさを知る

字を描くときや絵を描く時に
私たちがいつも使っている紙の大きさは
だいたい決まっています。
工場でつくられるから大きさが決まっています。
形は、四角いのが普通です。
これも工場でつくられているからです。

でも、身体の大きさは、人それぞれ違います。
自分の大きさの紙に絵を描いてみよう。
自分の形の紙をつくろう。

今まで使ったことのないような大きな紙。

自分の形をつくるために、
紙の上に寝転がります。

それを友達になぞってもらいます。

どんなポーズがいいのかも自分で考えよう。

なかなか難しい共同作業。
途中でずれてしまってやり直すこともあります。

身体の形は定規じゃ描けない。

気持ち悪いような、気持ちいいような。

型をとったら、
もう一度確認しながら鉛筆で手直しします。

だんだん自分の形が浮かび上がって来た。

自分の身体なのに、
自分自身で見ることができない。

影よりも小さくて、鏡に映る自分よりも大きい。
そんな不思議な存在です。

さあ、自分の分身を紙から出して上げよう。

大切に切り抜こう。

分身が姿を表しはじめた。

分身!

もう一人の自分みたい。

不思議な存在感。

自分の分身を連れて好きな場所を探そう。

好きな場所に設置してみよう。

設置できたら記念写真を撮影。

パシャ!
分身たちのもう一つの学校。

もう一人の自分であり、

自分にはできないことができる存在でもあります。

いつもの紙の規格を飛び越え、自分の大きさをつくりました。
自分を飾る場所も、自分で選びます。

次回は、自分サイズの紙に、
自分らしい色を塗ります。
普段は見つけられない
自分自身と出会う時間になればと思います。

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