2015年2月9日月曜日

6年生 重力との付き合い方

机の上にあるビー玉は、止まっています。

このビー玉を、手や息などで力を加えずに
動かすには、どうしたらいい?
「角度をつける」 、「坂道にする」

ビー玉を動かす目には見えない力
それは「重力」!
この「重力」を上手に使うことで、
ビー玉が転がり、動き続ける仕組みを考えてみよう。

トイレットペーパーの芯は使える!

こういう仕組みは、どうかな?

どんな材料が使えそうかな?
まずは、いろいろ試してみましょう。

あまり急だとすぐに終わってしまう・・・
どのくらいの角度がいいのかな?

「こんな方法はどうかな?」
2枚の粘土板を使って、何やら実験を始めました。

これは、使えそうですね!

「つなげてみる?」
いろいろな転がる技がコラボレーションし始めました。

遠いところへビー玉を運ぶためには、
その分スタートの位置を高くしなければいけません。

難しいのは、カーブです。
一度動き出したビー玉の力を抑える
ブレーキをしないと上手く曲がりません。


ゴールにも一工夫。 

このチームは、糸とフォークを使い、
リフトのように上から降りて来たフォークに押されて、
ビー玉が転がる仕掛けを思いつきました。

どうしたら上手くいくのか、
試しては失敗し、
失敗しては試し、
何度も何度も繰り返しました。

結局、授業時間が終わるまでに成功できませんでしたが、
試行錯誤することに意味があります。

目には見えない力との、言わば「駆け引き」をする中で、
やってみる→直す→やってみる→直す→・・・
を繰り返し試行錯誤する中で、
思考したりいろいろな感覚を働かせたりすることが目的です。


せっかくつくったコースですが、
残しておくことができないので、
ビー玉が転がる様子を撮影しておいてもらいました。

残念ながら、完成できずに
記録を残せなかったチームもたくさんありましたが、
いくつかの記録をご覧ください。






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