2014年6月3日火曜日

3年生 一本の線にできること

黒板に黄色いチョークで書かれた一本の線を伸ばして、
「一筆書き」で何が描けるかな?
今日は、「一筆書き」でどんな絵が描けるかチャレンジ!
 
描き始めたら、えんぴつが紙を離れることはありません。
一本の線だけで、何が描けるのかな?
 
どこまでもつづく一本線。
 
新幹線ができた!
窓から車輪まで、全部が一本でつながっている!
 
一枚の紙では足りない!
もう一枚の紙に線が飛び出していきます。 

線が自分で旅しているみたいで、
だんだん楽しくなってきた!
 
一筆書きで描くなんて、いつもよりも難しいはずなのに、
なぜか、いつもより紙いっぱいに絵が広がっていく!
不思議だね。

とがらせたえんぴつが、かけなくなるまで、
30分も円を描き続けてみるとどうなるのか。
そんな挑戦を始める子もいました。
線は、いつの間にか面になっていきました。
300周・・・500周・・・1000周と数えて、
汗をかきながら描き続けました。
 

工夫すれば、ほとんどのものが
一本の線で描くことができることがわかりました。
 
え! 本当に一筆書き!?
そんな声があがるアイディアがたくさん!
 
 
「さあ、今度は本当に一本の線で絵を描くよ!」
毛糸を使って、学校に大きな一筆書きの絵を描こう!
1階から4階にあがる階段脇の壁を
全部一筆書きで飾り付けちゃおう!
 
 
 
 
友達と力を合わせて、大きな絵を描こう!

一人でこだわりの一作をつくろう!
 
班のみんなで協力してつくろう!
 
設計図を壁に貼り付けて、
手分けしてつくっていきます。

近くからではわからないことを、
遠くから友達に見て意見をもらいます。


高いところは、背の高い友達を呼んできて、
手伝ってもらいます。

できたら、指でたどって、線がどんなふうに
つながっているのか確かめていました。
迷路みたい!

最後に設計図を確かめて・・・
「よし! できた!」
題名をつけて完成。
廊下を通る人たちは、びっくりするだろうな!
 
長さ3メートルはある「エラスモサウルス」

反対側の壁にはイルカが泳いでいます!

3階の踊り場には、
「ゴロゴロカミナリ」が待っていました!

色とりどりの毛糸が廊下を明るく飾っています。

音楽室へつづく階段だから!と、
音符やト音記号を描きました。
場所に合ったテーマを自分たちで考えたんですね。
 
今まで描いたことのない大きな絵に挑戦した3年生。
「一本の線で描くとと、思っていたより簡単に描けた!」
そんな感想を話してくれました。
「実は、そんな一本線のよさを生かして描かれた、
学校の校庭よりも大きな一筆書き絵があるんです!」
授業の最後に、ナスカの地上絵を紹介しました。
 
そして授業終了後・・・ 
下校途中の5年生がびっくり!
これ全部一本で描いてるの?
3年生すごいね!

たった一本の線で、
学校の中の風景が変わってしまいました。

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