2015年9月9日水曜日

1年生 赤 青 黄色 とろりんぱ!

絵の具って知っている?

「知ってるに決まってるー!」
「絵を描くんだね!」と元気に1年生。
よくわかったね!
でも、今日は絵の具がありません!
「えー!? どうするの?」

用意したのは、
赤、青、黄の粉。

それだけでは、絵の具にならないねぇ。

「水を入れたら??」
なるほど!

今日は、とろりとした水
その名も「とろりん」を、
粉に混ぜてみます。

「えー!!」と興味津々。

指を使って、粉と とろりんを混ぜると・・・

絵の具、できちゃった!?

両手を使って、
二つの色の違いを楽しんでいるようです。

できた色を混ぜてもいいね。

赤、青、黄の3色から、
なんとこんなにたくさんの色が生まれるなんて!

あっという間に10色もできちゃった!

さて、この絵の具を使って、
何を描きたい??

みんなのつくったいろんな絵の具で・・・

描ける!

指で描くのも楽しい!

とろりとした不思議な絵の具。

塗っているうちに、
溶けきっていなかった粉から新たな色が生まれ、

塗りながら色が変化していく!
ふしぎ!

「つくった全部の色、使いたい!」

色がにじんで、きれい!

手に塗ると・・・

きもちいい!!
色や感触、いろいろな感覚を味わいます。
「絵を描くのって楽しい!」



たった15分程で、3枚も絵を描いた子もいました。

考えてみれば、たった3色から
こんなにたくさんの色が生まれたのです!
そして、そこからさらに、たくさん想像が広がり、絵に表れました。


絵を描いているうちに、
「たいへんなことになっちゃった!」
と持ってきた子がいました。

失敗したと思っていたようですが、
これは大発見です!
3色を混ぜると、
こんな色になることがわかったのですから。


深い色が生まれました!
名前は知らないけど、
1年生には、
「いいかんじ」「ふしぎなかんじ」など、
色から自分なりに(まだ言葉にならない)イメージが広がっているのです。
言葉はあとからやってくる。
そのときまで、身体のどこかに、
この「感じ」が眠っていればよいのです。

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