2013年1月26日土曜日

展覧会2日目

 展覧会が無事に終了しました。たくさんのご来場いただきありがとうございました。


1日目にも増して、たくさんの方にご来場いただきました。


6年生のインスタレーションがある、
1階の廊下は常ににぎやかでした。
4年生の展示では、1日目に故障し修理して動いていたライト・ロボットが、
再び故障してしまい、4年生の作品をかえって見えづらくしてしまう場面もありましたが、
最後にはまた動きだし、作品を照らし続けました。
ロボットも4年生が自由工作でつくったものです。

ロボットが作品を照らすと、壁には影が映り、
その影が伸び縮みしていく姿は、自分が街の中にいるかのようです。

1・2時間目は1年生の図工の公開授業

1〜4時間目は、2年生が図書室で造形遊び
 展示以外にもたくさんのイベントがありました。
中でも、5年生の「暗闇ダンス×光のアート」は大盛況でした。

真っ暗な視聴覚室で、様々な色のライトを持って踊ります。

音楽にあわせて自分たちでダンスをつくりました。

各グループ、毎日自主練習を重ねた成果を発表しました。

ダンスが終わると、それを撮影した「光のアート」が出現します。
ライブで描かれた、一期一会の作品です。

会場には、100名を超える人が集まり、
ダンスが終わる度に、歓声があがりました。

中休み、トラブルが発生しました。
6年1組のインスタレーションのメインオブジェの一つ
「回し車」が壊れたのです。
先生と実行委員会の子供たちが限られた休み時間で素早く修復し、
無事に元に戻りました。

3時間目は、3・4年生による「環楽器のパフォーマンス」

2時間目の光のアートをさらに上回る多くのお客さんが見守る中、
各グループが発表しました。真っ暗闇の中ではじまる演奏。
それが何の音なのか、想像しながら、みんなが耳を澄まします。
100名以上の人がいるのにも関わらず、演奏の間、会場は静まり返りました。
誰も経験したことのない「聞いたことのない音楽会」になりました。
 ちょうどその頃、体育館では、
6年生がキッズ学芸員になって、作品を解説していました。
解説には、タブレットを使用します。

一方的に説明するのではなく、
お客さんとコミュニケーションをとりながら、
作品解説をしました。

 4時間目には、6年生によるパフォーマンス
「ストリングラフィー」の発表がありました。
部屋全体が楽器のようになり、演奏者も観客も一体となった
不思議な演奏会になりました。
  図工室でのドキュメント映像上映は、NPO法人CANVASの協力で行われました。
 1〜6年生それぞれの授業風景の映像は、全部あわせて1時間半ほど。1日に4回の上映がありました。
 
保護者をはじめ、学校職員、そして子供たちが、
一緒になって上映会場に並び、
笑いあり涙
ありの映像上映となりました。


 インスタレーションをつくった6年生は、自分たちがつくったものを一人でも多くの方に見てもらうために、自分たちで声を出して、お客さんを連れてきたり、作品について、熱く説明をしていました。


 インスタレーションには、ほとんど大人の手が関与していません。
 自分たちで何をするかを決め、すべて自分たちでつくったのです。
 「自分たちのもの」という意識があるから、最後まで自分たちで宣伝し、解説し、来てくれた人を楽しませようとしていました。6年生のパワーを改めて感じた展覧会でした。

会場には3・4年生の演奏した「環楽器」が並べられ、
自由に触ってもらいました。
みんなが環楽器を鳴らす音がBGMのように心地よく響いていました。

卒業生もたくさん来てくれました。

来場者も参加してつくった「みんなの樹」。
メッセージを書いたり、絵を描いた葉っぱを貼って、
最後には、大きな木になりました。
たくさんの方に協力いただき、そして、子どもたちが力を存分に発揮することができた「みんなでつくる展覧会」になりました。

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