2016年1月14日木曜日

6年生 自由って何?

 
「自由って何?」
そんな投げかけからスタートした6年生の最後の制作
『卒業自由制作』が始まりました。

「自由は、自分で決めること」
「でも、自分で責任をとらなきゃいけない」
そんな答えが返ってきました。

「自分で決めることができるようになるために、
これまで6年間の図工で、様々な授業をやってきたんだよ」
これまでの6年間に受けてきたすべての授業のスライドを
見せながら、そんな話をしました。

そして、計画書を書き、
いよいよ制作が始まりました。

全10時間。
今日はその1回目です。

木材を切って、
小物入れをつくりたい。

大きな船の模型をつくって、
本当に水に浮かべてみたい。


左右対称の幾何学模様を描いたい。

カラフルなキャンドルをつくりたい。

陶芸でマイカップをつくりたい。

マッチ棒とLEDライトで、
自分なりのアートに挑みたい。

自分の使いたい本棚をつくりたい。

卒業してしまう、そしてこの3月で閉校してしまう
学校の絵を描きたい。

知りたいことがあれば、
タブレットで調べ物をしてもいい。

羊毛フェルトでつくりたい。

絵本をつくりたい。

こまどりでアニメーションをつくりたい。

一人一人、自分で決めてつくる。
それができるのは、この6年間に様々な表現を経験してきたから。
その力を発揮する楽しさを味わってもらいたい。
だから、一番最後に、
一番難しい「自由」にチャレンジしてもらいます。



友達と一緒につくることで、
広がる表現もあります。

友達と見せ合うことで、
気づくこともある。

一人で黙々とつくることのおもしろさもある。

パステルを使いたい。

発泡スチロールカッターを使いたい。

糸のこを使って切りたい。

電動糸のこで切りたい。

釘を使ってつくりたい。

一人一人、自分のやりたいことがある。
それぞれ、それを認め合える。

多様性を認める図工の時間。
みんな違うことをしているけど、みんな助け合っている協同的な空間。
その中で、
6年生一人一人の持ち味が生きる時間になるといいなと思います。

2016年1月12日火曜日

5年生 わたしにとって イスとは何??

「イスってなんですか?」
そんな一つの発問からこの授業ははじまりました。

「そういえば、イスってなんなのだっけ?」
当たり前だと思っているものを、
改めて考えてみると、意外と難しい。

座れるものがイスだとしたら、
座れるものは、たとえそれが机でもイスだということになります。
でも、机はイスではないのです。

あれ、イスってなんなんだろう?

世界中のユニークなイスの写真を鑑賞したあと、
「ありえないイス」を6つ考えてみました。
一度、頭を柔らかくするためです。
頭がだいぶほぐれてきたところで、
「自分だったら、どんなイスをつくる?」と投げかけ、
つくりたいイスのイメージをどんどんふくらませました。

アイディアスケッチや設計図、制作スケジュールを書いて、
どんどんイメージを膨らませていきました。





どんな材料がいくついるのか、
イメージして、何度も書き直していました。

5年生が、必死になるのもそのはず。
なんと、イスづくりの材料は、この中から自分で決めなければなりません。

大小様々な木材。
それぞれに「100円」「300円」等と値段が書かれています。

この中から自分の使う木材を、
自分で選択していくのです。
合計で1200円ほどになるように、
計算をしながら。

実際に、並べてみたり、組み立ててみたりして、
材料を選び、
注文表を提出しました。

それと同時に、
工作用紙を使って、
模型づくりをしました。
自分の中のイメージをはっきりさせ、見通しをもって取り組んでもらうためです。




さあ、いろいろなイスができそうですよ。
5年生、一人一人が、自分のイメージをもとに、
自分のつくりたいイスづくりに挑みます。

4年生 彫刻刀で 刻む かたち

4年生がはじめて挑戦する彫刻刀。
正しい使い方を覚え、
安全に使うことができることを目指します。

と同時に
木の板を彫る感触・手ごたえを味わいます。

三角刀、丸刀、平刀、切出し刀
4種類の彫刻刀
それぞれの特徴を、実際に使いながら見つけました。

板からはがれる木くずの形も面白い。

だんだん扱いに慣れてくると、
細かいことにも挑戦していました。

コツがつかめてきた!

彫刻刀の練習をしているうちに
板いっぱいに、様々な線や模様ができました。

実は、この板を使って版画をします。
木の板を使った版画を
木版画といいます。
では、さっそくインクをつけて
版画を刷ってみよう。

バレンでごしごし

4年生にとって久しぶりの版画。
さあ、どんな模様が浮かび上がるのかな??

できた!

一枚の版をつくることで
同じ絵を何枚もつくることができる版画。

彫刻刀で彫った線は、
きれいに紙に写りました。


あ! そうだ文字が反対になるんだった!

次回から、この板の裏面を使って、
いよいよ木版画に挑戦します。