4年生は、真剣な表情で図工室にやってきました。
今日は、ねん土でつくってきた作品を完成する日だからです。
先週までを振り返り、今日はどんな一工夫をしようか考えました。 |
残りのねん土を使ってどんなことができるかな? |
もっと細かいところを工夫しようか。 |
タイルで飾り付けしようか。 |
庭に木を植えようか。 |
庭に池をつくろうか。 みんなたくさん考えました。 |
「こんなもの使えるよ」と枝や石などの材料を用意すると、 一人一人、いろいろな使い方で、どんどん発想が広がっていきます。 |
残り時間20分。時間がありません。 使いたい材料を分け合ったり、友達にアドバイスをもらったりしながら、 本当によく集中していました。 |
残り10分。 黙々と取り組んでいました。 |
さて、一人一人にとってのガウディのような建築が、 姿を見せ始めます。 |
しかし、こちらで作り方を教えたわけではありません。材料と道具を、どうやって使うのがいいか、自分たちで考えて、試したり、改良したりして完成させたのです。
一人の子が発見したアイディアにみんなが驚き、お互いに刺激し合った場面もたくさんありました。失敗もしましたが、何度もやり直しながら、新しい方法を見つけていました。
今回、授業の最初に建築家ガウディの建物を鑑賞しました。ガウディは一生かけて作品(建築物)をつくりました。そして亡くなってから100年たった今も、その建物は完成していません。そんな話に驚いていましたが、4年生もガウディに負けない情熱で作品をつくっていました。
この作品は、1月の展覧会で展示します。
ガウディのつくったバルセロナの町のような4年生の作品を楽しみにしていてください。
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