2012年10月22日月曜日

4年生 ガウディ2026

4年生は、真剣な表情で図工室にやってきました。

今日は、ねん土でつくってきた作品を完成する日だからです。


先週までを振り返り、今日はどんな一工夫をしようか考えました。

残りのねん土を使ってどんなことができるかな?

もっと細かいところを工夫しようか。

タイルで飾り付けしようか。

庭に木を植えようか。

庭に池をつくろうか。
みんなたくさん考えました。

「こんなもの使えるよ」と枝や石などの材料を用意すると、
一人一人、いろいろな使い方で、どんどん発想が広がっていきます。

残り時間20分。時間がありません。
使いたい材料を分け合ったり、友達にアドバイスをもらったりしながら、
本当によく集中していました。
 


残り10分。
黙々と取り組んでいました。

さて、一人一人にとってのガウディのような建築が、
姿を見せ始めます。

今回は、初めて使う材料や道具も多く、自立する塔をつくるのにも苦労しました。
 しかし、こちらで作り方を教えたわけではありません。材料と道具を、どうやって使うのがいいか、自分たちで考えて、試したり、改良したりして完成させたのです。
 一人の子が発見したアイディアにみんなが驚き、お互いに刺激し合った場面もたくさんありました。失敗もしましたが、何度もやり直しながら、新しい方法を見つけていました。

 今回、授業の最初に建築家ガウディの建物を鑑賞しました。ガウディは一生かけて作品(建築物)をつくりました。そして亡くなってから100年たった今も、その建物は完成していません。そんな話に驚いていましたが、4年生もガウディに負けない情熱で作品をつくっていました。

 この作品は、1月の展覧会で展示します。
 ガウディのつくったバルセロナの町のような4年生の作品を楽しみにしていてください。

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