3年生は、2学期に入ってから「ふしぎな乗り物」をスケッチしながら考えたり、新しくのこぎりや金づちを覚えて、木材で宇宙船をつくったり、学校に住むおばけを考えて絵に表したり・・・と、本当にたくさんのことに挑戦してきました。
展覧会にむけて、まだ気は抜けませんが、「ちょっとここで一息つこう」ということで、久しぶりに造形遊びをしました。
その名も「先生を驚かせよう!」
担任の先生が1時間後に図工室に戻る前に、図工室を別の場所みたいに変身させてしまい、驚かせちゃおう! そんなテーマで造形遊びに取り組みました。
今日の材料は、2年生の時にも一度使ったことのある「紙コップ」と、白い画用紙と板目紙の3つだけです。材料をあえて限定することで、その中でできることを考えていきます。
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どんな図工室にしちゃおうかな!
わくわく、どきどき。 |
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紙コップは白いから、机も白くして、
真っ白の場所にしちゃおう! |
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みんなの机をつなげて、みんなでつくったら
大きなものがつくれるんじゃない? |
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みんなで力を合わせて、すごい物つくろう! |
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これはおもしろい使い方ですね! |
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あと30分!みんなで手分けして、絶対成功させよう! |
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真っ白になってきたよ! |
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先生の身長越えたかな? |
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どんどん大きくなってきたぞ! |
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途中で崩れても、「大丈夫!大丈夫! みんなで力を合わせれば、
すぐに直せるから!」「大丈夫か? おれが手伝いにいく!」
とお互いに助け合い、協力しながら取り組んでいました。 |
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「みんなで一つの作品」そんな言葉が自然と聞こえてきました。
材料を取り合ったり、競い合わないで、みんなで一つの作品をつくる。
途中から「先生を驚かせようプロジェクト」が始まっていました。 |
さて、時間がやってきました。係の子が先生を呼びにいきます。
「先生来るって!!」 「そこ片付けておこう!」 「今、壊すと直せないから、もうつくるのはやめよう」「どきどきする~」いろいろな声が聞こえてきました。
係の子は担任の先生に「もっとゆっくり歩いて!」、「ちょっとここで待っててください!」と先生を案内。
先生が来ることを知らせに、図工室にやってきて、「今、階段だよ!」 「そろそろつくよ」 「先生来た!!」
ガラガラガラ・・・
図工室の扉を先生があけると、そこは紙コップや画用紙でつくられた白い空間!
先生もびっくりです!
「先生、これ、僕がつくったんだよ」「びっくりした?」「これも見て下さい!」「先生、これ触ってみて!」
みんな、自分たちの作品を解説し始めました。
先生ドッキリ作戦大成功!! やったね。
そして、この後、たった10分間で図工室はいつも通りの姿に戻りました。