今日は真っ暗な図工室
一人一つのLEDライトを使って
「光の秘密基地」をつくります。
透明な材料
白い材料
反射する材料など、
光を広げたり、ふくらませたりできる材料を使って、
どんなことができるのか?
どんどん試してみよう。
ビンに水を入れるとどうなる?
ビニールシートをかぶせると、
光が映ってきれい!
光をぶらさげてみたら?
イスや机を使って、高さを使うと、
水が流れているみたい!
水の中にビニールを入れると
氷みたいできれい!
銀色のものを入れると、どう?
紙コップに光が映ると、きれいだね!
いろいろな材料を組み合わせてみると・・・
さらに・・・
ビンの中の水にパステルの粉を入れてみると!
雲の動きみたい!
CDと組み合わせて、
そこに雫を乗せてみると・・・!
霧吹きで霧をつくると、
光がふわっと広がり、
「オーラが出ている!」
イスを寝かせて、ライトを置いて・・・
何をしているのかな?
反対側にはCD!
あ!
なんとCDに反射させた光を壁に映していたんだ!
それなら!
そこに大きな画用紙を貼り付けて
スクリーンにしちゃえ!
上からテグスでぶら下げたものや、前を通過する人の影が動いていて
「もう二度と再現できない絵ができる」
ことを発見していました。
ライトを動かすと
光がチカチカしてきれい!
残像を撮ったらどうなる?
あ!文字が浮かび上がった!
たくさん試して見つけた
光の力を生かして
場所を変え
自分たちなりの「秘密基地」をつくっていました。
ここは「バー」なのだそうで、
次々に友達を招いて、光に囲まれた場所で
楽しそうに会話していました。
図工室の片隅にダンボールやビニールシートを使って仕切り、
光を生かして、いい雰囲気の部屋をつくっていました。
様々な材料に出会い、はたらきかける。
自分なりに「よさ」や「美しさ」を感じる。
それをもとに、自分なりに表し、つくり、そして、つたえる。
形には残らない造形実験・造形遊びの体験が、
これから何かをつくったり、描いたりしていくときの、
原体験になることを願っています。