2012年6月1日金曜日

6年生 消しゴムで絵を描く


6年生は、先週につづき10Bの鉛筆と消しゴムで消しながら絵を描きました。

 1枚の紙を鉛筆パレットにして、それをティッシュペーパーにつけてもう1枚の紙に乗せていきます。ごしごし、じっくりこすりつけ、画用紙全体が淡いグレーになります。これを「えんぴつペーパー」と名付けました。消しゴムで消すと、そこだけに光が差し込んだように明るくなります。普通の白い紙に描くよりも、光や影を表すことができます。また、線だけでなく面を表現できるので、奥行きや質感のようなものも描くことができます。


まずは「えんぴつペーパー」づくり




白と黒の世界に想像をふくらませます




消しゴムで消したところに、様々な形が生まれてきました。
一度消したものに、再び鉛筆で描きこんでいきます。
何かが見えてきました



何度も何度も消して描いて




様々な絵ができあがりました。


光がまぶしいようです



月明かりの明るさがいい感じですね



銀河鉄道の窓から、光がこぼれています



手の甲の質感まで感じられます



光と影が対比されています



黒いところは濃く、白いところは真っ白なので、奥行きも感じます



暖かなやわらかい空気まで感じられます

 絵の描き方はいろいろあります。同じ物を描いても、どうやって描くかによって、全く違って見えますね。
 絵の描き方は自由です。絵を描くときには、鉛筆の持ち方も決まっていません。
 今回は、この描き方でなくてはいけないということで、少し考えすぎたり、思うように描けなかった人もいるかもしれませんが、様々な描き方を知り、自分の描きたいものにあわせて、描き方をどんどん変えていけると、表現することが楽しくなると思います。
 ぜひ、どこかの機会に、消して描く方法で絵を描いてみて下さい。

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