2年生は、前回に続いてはさみにチャレンジです。
いらなくなった印刷紙を使って、おもしろい模様づくりに挑戦しました。
最初の授業でつくった「びっくり魔法のティッシュ」に似ていますが、折りたたんで切ることで、偶然生まれる不思議な形をつくりました。
折り紙や画用紙だと、「もったいない」「失敗できない」と少し構えてしまい、思い切り表現できない子もいるので、学校で出された使い済みの印刷紙を使いました。
「何回もできるから失敗してもいいよ」と言うと、何度も繰り返しながら、切り方を工夫していました。
こんなふうに切るとどうなるんだろう?
開いてみるまでわかりません。
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折り方には、何十ものパターンがあることを子供たち自身が発見し、お互いに教え合っていました。
途中で3回、鑑賞タイムを設け、友達の工夫を、自分の表現に生かしていけるようにしました。
どんどん折り方や切り方が複雑になっていきました。
穴の形が何かにみえる! |
こうやって折り、こうやって切る。 すると・・・ |
こうなる。 「矢印になった!」 |
おもしろい模様がたくさんできました。
そして、いよいよ本番。黒い画用紙を切ります。
たくさん切った練習を生かして、丁寧に切っていきます。
さっきより紙が固いから緊張します。 |
成功です。 |
さて、今日の図工でつくったのは、白い紙や黒い画用紙でつくったおもしろい模様でした。
しかし、切り取って捨てられるはずの「切りくず」から、たくさんのひらめきもあったようです。
例えば、下の写真は小さな切りくずですが、「先生、お魚さんあげる」と持ってきてくれた子がいて、はっとさせられました。図工の時間の子供たちを見ていると、作品だけでなく、作品から生まれた「切りくず」一つ一つからも様々な発見をしているのです。
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