2013年6月7日金曜日

5年生 びっくり! ギタイ生物発見

さて、いったいどこに虫がいるかわかりますか?

魚がどこにいるかわかりますか?

みんなうまく隠れていますね。

「まわりと似ている」
「何に似ているの?」
「砂や葉の色」
「生き物の住んでいるところに似ている」
「どうして?」
「敵から身を守っているんじゃない?」
「獲物を逃がさないためかもしれない」

生物の写真を見ながら、どんどん意見が出てきました。
このように、生きるために身のまわりの色や形に似て、
見分けが付かないことを「擬態(ぎたい)」といいます。



私たちの身のまわりにも、
もしかして擬態する生物が隠れているかもしれません。
こんな生き物が擬態していたら面白そう!
そんな学校の「ギタイ生物」を考えます。

普段、見慣れている場所に隠れていたらおもしろい。

こんなところにこんなものあったんだ!
いつもよりよく見ると、身のまわりにも新しい発見が。


思い付いたらアイディアカードにメモします。

アイディアカードをもとに、紙粘土や針金を使って
いよいよ生物をつくりはじめます。

図鑑のように解説を書いています。


自分がつくりやすいように、
アイディアカードの書き方も工夫しています。

さて、どんな生き物ができるのでしょうか?


細かいところまでていねいにつくっていますね。

絵の具で色をつけます。
ギタイ生物をつくる上で、何色にするのかは特に大切です。
しっかり擬態できるように、何度も擬態させる場所を見に行く子もいました。

アイディアスケッチをしっかり書くことや、生物をつくることも大事ですが、
この活動を通して、普段見慣れた校舎内を、
いつもと違う目線で、じっくり見ることが何より面白いことです。
そして、場所とアイディアカードと作品の間を、
行ったり来たり、行きつ戻りつ・・・
試行錯誤していくことが、とても面白いですね。


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