6年生が今月のはじめに粘土でつくった作品。
よく乾燥させてから・・・
自分の手で窯に入れました。
うまく焼けますように。
10時間かけて800℃で焼かれた作品と久しぶりに対面。
今日は「釉薬」(ゆうやく/うわぐすり)をかけます。
「釉薬」とは、「薬」というくらいだから、
なんだかあやしいものかと思ってしまいますが、
灰などを水道水で溶かした、身近なものからできています。
今日は、最初に釉薬をかける下準備をして
(焼いたときに固まった釉薬により
作品が窯にくっついてしまうことを防ぐため)、
その後、自分で選んだ釉薬をかけました。
釉薬は全部で10種類用意しました。
「黄瀬戸」「まなこ」「鉄赤」「青磁」「萩」・・・
聞き慣れない名前の釉薬がたくさんあります。
しかも、のぞいてみると
何やらあやしい色・・・
しかも、1200~1250℃くらいで焼かなければ、
本当の色になりません。
どういうこと?
赤ですか?
これは焼くと黄色になります。
これは、黒かな?
いいえ、こちらは焼くと緑色になります。
これは、さすがに白ですよね?
いえいえ、焼くと水色になります。
このように、今、目に見える色と、焼いたあとに表れる色が
全然違う「魔法の薬」、それが釉薬です。
今日は「釉薬マジック」と題して、
1250℃でどんな作品に変身するのか、その「謎」に挑戦しました。
黒と白を半分ずつにしたら、
灰色になるのかな?
焼いたらどんな色になるのかな?
どきどきするけど、チャレンジしてみよう!
思い通りにならなくても、今回は練習と思って実験してみよう。
全部の色を混ぜたらどんな色になるの?
それは1250℃の炎のみぞ知る世界です。
何層にも重なる釉薬、いったいどんなマジックが起こるかな?
シンプルに一色
半分ずつ2色
自分が何色の釉薬を使ったのか、
分かる範囲で記録しておきます。
、
この記録をもとに、自分のお気に入りの組み合わせを覚えておきます。
次につくるときに、自分のイメージしたものを実現できるように、
自分のお気に入りの釉薬を見つけてほしいと思います。
いろいろな色の作品ができましたね。
でも、これが最後にどんな色の作品になるのか、
まだ誰にもわかりません。
焼き終わるのが楽しみです!
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