４年生 闇と光のあいだで

先週からつくっている「パワーライト」。

今日は、真っ暗の図工室の中で、

一週間ぶりに自分がつくったライトの明かりを見て、

このライトがどんなパワーを持っているのか

改めて考えるところから始まりました。

いろいろな工夫を凝らすことで

思い通りにつくれた光もあれば

最初から狙っていたわけではないけれど、

いろいろと試しているうちに

偶然できあがった不思議な光もありました。

そんな光の不思議な力を使いながら

自分の表したものを見つけ

たくさん試し、たくさん感性を働かせます。

暗くした図工室で一人一人が黙々とのめり込んでいると、

まるで天体観測をしているみたい。

暗室で写真を焼いているみたい。

暗闇は人を不思議な気持ちにさせます。

自分のつくり出した明かりに照らされた手元だけの世界で、

闇の深いところからひらめきを探ります。

暗い部屋では難しい作業は、

隣の明るい部屋で行います。

明るい部屋と

暗い部屋

その二つの空間を行ったり来たりします。

光と影、明かりと闇、朝と夜、冷たいと温かい・・・

正反対の二つの世界を行ったり来たりする時間の中で、

自分の表したいもの、そして「自分」を見つけていきます。

あっという間に６０分の時間が過ぎて、

一人一人のパワーライトが完成しました。

虹色の光を放つライトは、

虹色に飾りつけました。

金色と白でシンプルに飾り

豪華な感じがします。

海に似合いそうな透明感のある飾りつけ。

暗いところでつくったライトなので、

暗い部屋で見てみましょう。

暗くすると見えてくる、光の色にも工夫がいっぱい。

脚をつけて立つようにしています！

ナイスアイディア！

先端の飛び出したユニークなライト

前と後と光の出口が２つもある。

この筒の部分を押すと

ライトが点灯する仕組みです。

綿を生かしていて、不思議なパワーを感じさせます。

モールを使って

カラフルで楽しいライトに！

スズランテープやカラーセロハンを生かして

不思議な明りに！

アルミホイルの隙間からもれだす光が

宇宙みたいだ！

首からさげられるように毛糸を取り付けた！

一人一人、工夫を凝らして

一人一人、まったく違った

自分のライトを完成させました。

最後は、みんなで明かりを灯してみました。

暗闇に色とりどりの明かりがとてもきれい！

パワーライトをえんぴつのようにして

みんなで絵を描いてみよう！

さあ、今年の展覧会「北小ミュージアム」で、４年生は、

このライトを使ったライブパフォーマンスをします！

４年生のパワー × 光のパワー

いったいどんなパフォーマンスが生まれるのでしょう？