さて、これは何だと思う?
1年生は、口をそろえて「ねんど」といいます。
でも、ねんどの正体が「土」だということを
知っている子はいません。
ねんどは、人間がつくったものではなくて、
自然の中に生まれる「ねばねばの土」なんだよ
という話からはじめました。
その重さにびっくりする1年生。
たったのこれだけでも、
一人で持ち上げることができません。
そして、触ってみると
柔らかいところと固いところがある!
水加減がばらばらなので、
場所によって固さが変わります。
大きくて重くて固い
そんな、ねん土の「手ごたえ」が
1年生のやる気にスイッチを入れます。
本気でやらないと、思うようにはならない。
でも、本気でやっていれば、必ず応えてくれます。
最初は冷たかったねん土が、
自分の体温と同じ温かさに変っていく。
手になじんでいきます。
指先や手はもちろん
腕も背中、腰足も、
からだ全体の力を使って働きかけます。
からだを上手に使って
いろいろなことができることがわかりましたが、
細かいところは難しい。
きれいに切ることができない。
平らにするのに時間がかかる。
そこで、ねん土ヘラやかき出しヘラ、のべ棒を紹介しました。
これならまっすぐ切れる!
トンネルも掘れる!
こんなこともできる!!
道具の使い方も
自分たちで一つ一つ見つけていきました。
できた!
海の中のスカイツリー!
みんなのねんど島ができた。
さあ、みんなで遊びに行こう!
橋がかかってる!
大きな島を近づいてみてみると、
たくさんの工夫があって、見ていてあきません。
話しを聞いてみると・・・
カメの王様とかたつむりの王様がいて、
島のバナナの木が台風で飛ばされたので、
王様たちがバナナを食べているところ
だそうです!
こちらでも、見に来てくれた友達に説明をしていたので
聞いてみると・・・
昔々、この島で海賊船が沈んで、
宝物が残っている「宝島」なんだそうで、
島のどこかに隠された鍵を見つければ、
宝箱を開けることができるのだそうです。
これがその鍵です。
どんな宝が隠されているのでしょう・・・
すべての物語を聞くことはできませんでしたが、
1年生の果てしない創造力に出会うことのできた2時間でした。
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