6月16日
重くて大きな粘土と出会いました。
造形遊びの中で、
全身で粘土とかかわり合いました。
6月30日
粘土で自分がつくりたいものをつくりました。
つくったものは、乾かしてから焼くことを伝え、
みんな真剣につくりました。
いろいろな形が表れました。
7月7日
壊さないように気をつけながら、
窯の中に作品を入れました。
うまく焼けますように。
窯の中は、深くて
台に乗って体を乗り出して入れなければいけません。
落としたり、ぶつけたりしないように、
手を震わせながらいれました。
窯入れ完了!
7月10日に焼成開始。
この後、窯の中は800度まで温度を上げ、
素焼きが完了しました。
休み時間や帰りの時間になると、
「焼けましたか?」「今、何度ですか?」と、
窯の回りに集まりました。
7月14日
いよいよ窯から作品を取り出します。
まだ窯の近くは熱気が立ちこめていました。
窯の隙間から温度計を入れると・・・
あっという間に50度を超えました!
焼くことがどんなことなのか、
自分の肌で感じることができたかな?
窯を開けるハンドルを回し
窯を開けて、作品を取り出しました。
取り出したばかりの粘土は熱い!
色が変わった!人によって、色がちょっと違う!
大きさが少し小さくなった!
たたいたら音が変わった!
焼く前と後
いろいろな変化に気がついていました。
今回は、素焼きをした素地に
アクリル絵の具で色を塗ります。
つくったときに粘土ヘラやつまようじで描いた線に
色を塗ってみる?
中に新聞紙をつめてつくった球体。
焼く前は地球だったけど、
焼いたら、「なぞの惑星にする」と変更。
職人みたい
真剣です!
細かいところは、割り箸で塗っていました。
仕上げにニスを塗って
できた!
色とりどりに仕上がりました!
最後に、みんなで鑑賞し合いました。
「これいいね!」「細かいところまで、よくつくったね!」
「いいな!今度、これつくろう!」
いつまでも作品のまわりに集まって、
いろいろなことを話し合っていました。
実は、素焼きの段階で割れてしまった作品がありました。
幸い、部分的に壊れただけで済んだり、
他にも作品をつくっていたりしたので、
よかったのですが・・・
なぜ割れてしまったのでしょう?
分厚くつくりすぎると、内側が十分に乾きません。
乾いていないと、窯の中で温度が上がった時に、
水蒸気になり、外に出ようとします。
その力が粘土を割ってしまいます。
今回は、乾燥時間が約2週間と短めだったので、
つくる段階で、分厚すぎないことを注意していましたが、
やはり乾ききっていなかったのです。
そんな
800度で焼くことの難しさや、
土・水・炎の関係ついて、
考えるよい機会だったと思います。
何が起こるか分からないから、面白い。
焼き物の深さと面白さに出会った4年生でした。
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