2013年5月20日月曜日

3年生 一本の線から・・・

まる

さんかく

しかく

星(五芒星)
 さあ、この4つが同じことって何かな?
「線!」
「1本!」
「一画!」
「ひとふでがき」

今日は「一筆描き」に挑戦します。

一筆描き(書き)とは、一度も紙からえんぴつを離さずに、
文字を書いたり絵を描くことです。
線が交わることはできますが、同じ線を2回通ってはいけません。

そんな難しいルールを守って、
どんな絵が描けるのか挑戦してみます。

簡単そうで、なかなか難しいものです。

紙にえんぴつを置いた瞬間から、
絵を描き終えるまで、線が途切れることはありません。



一筆でどんな形が描けるのか何度も実験します。

一つ描き終わると、もう一度指でなぞって
一筆で描けていることを確かめていました。






これも一筆描きなの?
信じられない!

一本の線は一体どのくらい長いんだろう?
普段、こんなに1本の線の動きを意識したことはあったでしょうか?


最後に色えんぴつで色を加えて完成です。

右下のかたつむりから始まって、
左上のチョウチョまでつづく、
1本の線の長い旅です。

頭をからっぽにして、1本の線の行き先を楽しんでいます。

建物や人、自転車、電車、飛行機、雲、太陽・・・
一筆で描いたとは思えない力作です!

何か形にすることにとらわれず、思うままに表していますね!

何度も何度も描き直し、
ついに一筆で機関車を描くことができました。
さて、どこから描き始めてどこで終わったでしょうか?

一本の線に意識を集中し、じっくり描いていく。
普段、絵を描いているときには感じられない「線」の大切さを、
あらためて感じることになったのではないでしょうか。
また、「一筆描きで描く」というルールがあることで、反って普段よりも
いろいろな発想が広がったり、意欲的に取り組んでいる姿も印象的でした。

次回は、チームで力を合わせて、大きな一筆描きにチャレンジします!

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