2012年9月5日水曜日

2年生 ならべて つんで・・・ もとどおり

2年生は、造形遊びをしました。
材料は、図工室にある様々な形のものです。一つ一つが仲間分けされて箱に入っています。
 大小あわせて36個の箱の中には、お菓子の箱、卵のパック、プリンのカップ、いろいろな形の梱包材、壊れたCD等々が入っています。
 さて、ここにあるものは全部使って良いものです。
 ルールは、ただ1つ。授業が終わった後、材料を元の場所に戻せること。
 だから、テープやのりは使えません。使うのは、手と目と頭だけです。
 さて、どんなものがつくれるかな?

まずは材料選び。


どんなことに使えるのか、材料をよく見てみましょう。 

選んだ材料で、どんなことができるか、いろいろ試してみます。

何か思いついたようです。

色や形、組み合せると、こんなことができた!


何ができるか、何度も試してみます。

銀色やCDのキラキラを生かしていて、きれいですね。

ならべたり、つんだり。
こんなにいろいろなことができる。

自分の作品のことを、みんなに教えたい。

ここはホテル。
友達と一緒につくりました。

階段をのぼるとお家が見えます。
色の組み合わせがきれいですね。
おかしの家です。
さて、つくりはじめて40分。つくるのは終わりにして、みんなで鑑賞タイムです。
 これは何? と聞かれ、自分のつくった作品のことを説明していました。
友達のアイディアにびっくり。

同じ材料でも、こんなこともできるんだ!

 片付けは、10分間。はじめに話したとおり、ルールはただ1つ、元にもどすことです。
 36個の箱に、素材や色、形で仲間分けします。
 
 たった10分で、図工室は元通りになりました!
 材料も、元にあった場所に戻りました。
 下の写真は、2年生が片付けや後の箱の中です。
 しっかり、仲間分けできていますね。


 
 授業の終わりに、こんな話をしました。

 今日使ったものは、何だろう? 
 これは、普段ゴミだと思われて捨てられているものばかりです。
 でも、今日みんなが10分でやってしまったように、形や色、素材で仲間分けすると?
 
 ゴミは、ごみ箱に入れられたらゴミになってしまいます。
 仲間分けすると、みんなの創造力で、家や遊園地に変えることができます。
 家で出されたゴミだと思うものも、よく見たら、材料になるかもしれません。
 今日の片付けは、そのことに気付いてもらうための時間でもあったのです。

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