2012年9月3日月曜日

6年生 文字の造形 / 釉薬をかける

 学校では文字を学習しますが、意外にも文字の形(書体)については、あまり教わることはありません。


 例えば、「ざわざわ」という言葉は、ひらがなで書くのがよいのか、カタカナで書くのがよいのか。
ひらがなで書くにしても、太く書くか、細く書くか(書体を変えること)によって、その「感じ」は違ってきます。
 文字は、時と場所によって、様々に変形させることができるのです。
 このような、文字の形をつくる「文字の造形表現」に取り組んでもらおうと、今回は、学校の中の音に注目しました。

 まずは、学校の中にひそむ音を表す言葉(オノマトペ)を採集しにいきました。

付箋を持って、校内にくり出します。
たくさんの音が集まりました。

集めた音の中から、どの場所に、
どの言葉がおもしろいか会議しました。
決まったオノマトペを画用紙で形作り、次回、校内に設置してみます。

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音集めの合間に、6月に成形したマイカップに釉薬をかけていきました。

今回の釉薬の色は4色です。
筆を使って、細かいところにも釉薬をかけています。

色をいくつか組み合わせていく子もいました。

壊さないようにていねいに。


この後、1250℃でカップをもう一度焼きます。
すると釉薬が溶け出し、きれいな色が生まれます。
焼いてみないと、どんな色になるのかわからない。それが釉薬をかけるときのおもしろさです。
 どんな色に仕上がるのか、楽しみですね。

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