2012年7月13日金曜日

3年生 写して、見つけて


 
3年生は、型紙版画で表す最後の授業です。

赤、青、緑、黄、水色、白、黒
型紙を持って、使いたいインクのあるテーブルを回ります。

写します

前回、型を写しはじめた紙に、別の色のインクで描き加えていきます。

インクの色が混ざって、不思議な色合いになります。

次は何色を重ねようかな?

割り箸でインクを引っかいて絵を描いてみます。
型紙版画の前に、たっぷりローラー遊びをした経験が生きていますね。



たった3つの型紙で、四つ切画用紙いっぱいに色が広がりました。

さて、いくつ形が隠れているのでしょうか?

一度型紙を写した上から、全体に白いインクを塗ると、
淡い色になってきれいですね。

 今回の題材では、あえてほとんど何も技能を教えず、最初にたっぷりとローラーで遊ぶ時間を設けました。
 自由にローラーで遊ぶ中で、ある一人の子が発見した方法を、回りの子が真似してみたり、さらに工夫してみる。そういう「実験」、「発見」、「試行錯誤」、そして「交流」の時間を十分につくることで、3年生は自然と技を見つけ、作品に生かしていったようです。
 私は、そんな3年生の無限の創造力を目の当たりにし、ただただ驚嘆するばかりでした・・・

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