ブルーシートに包まれた、なぞの物体。
持ち上げてみてください。
2人がかりでやっと持ち上がった!
これは重い!!
「これは何でしょうか??」
するとすぐに「ねん土!」と、何ともあっけなく当てられてしまいました。
それもそのはず。
4年生は、これまでにもねん土で造形遊びをしたことがあったからです。
今日は、久しぶりにねん土で造形遊びをします。
でも、今回はただ遊ぶだけでは終わりません。
何が違うのかというと、
今回は、実際に焼いてみます!!
「えーーー!!」
焼くのは、一緒にやろう。
でもつくり方は何も教えません。
自分で方法を見つけてください。
ねん土の特徴や陶芸道具の使い方、
そういうことは、自分で発見していくことです。
まずは自分の身体で触れて、
その感触を自分で味わいながら、
固さ柔らかさを自分でつかんでいきます。
どんなに言葉を尽くして説明しても伝わらないことも、
身体なら一瞬にしてキャッチし、わかるものです。
道具の使い方も同じです。
道具の名前なんて知らなくても、
自分のやりたいことを叶えてくれれば、それで十分。
道具の使い方は、
自分で見つけて下さい。
ねん土が重力に負けないぎりぎりのバランス。
それもやればわかります。
逆に、やらなけれな絶対にわかりません。
自分なりにねん土の特徴をつかみ、
道具の使い方のコツを見つけたら、
それで十分です。
そんな体験を2時間たっぷりした後、
自分たちの活動の様子の写真を見ながら、
みんなで振り返り、友達が見つけた技や道具の使い方を
いくつか見てみました。
そして、いよいよ制作を開始しました。
時間は60分。
1回勝負で、焼きたい形をつくります。
すごい集中力で取りかかりました。
いつそんな技を見つけたの??
驚いてしまうような手さばきです!
職人のように、
一つ一つていねいにつくっていました。
つくりやすい水加減も、
自分でつかんだようですね。
水も大事な材料であり、道具です。
何事もまずはやってみることが大事です。
そうすると、必ず何か手応えがあります。
何か手を加えていけば、
必ず、ねん土が方法を教えてくれます。
さあ、終わりの時間になり、
できた作品を並べました。
友達のつくった作品を見て、いろいろな話をしていました。
「今から焼くんですか??」
そういうわけにはいきません。
まずは十分に乾燥させます。
焼くとどんな色になるのかな?
焼く温度は800度!
どんなふうに変身するのかな?
焼くのが楽しみですね!
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