2012年4月26日木曜日

5年生 春風ゆらゆらモビール2

 5年生は、モビールづくりの2回目です。
 授業の始め、糸のこのセッティング手順について話そうとすると、「もうわかっているから大丈夫です!」という頼もしい声がたくさん聞こえましたが、そういうわけにはいきません。
 何度も何度も確認して、くせになるようにしていきます。

何度やっても、切るときはどきどきしますね。

小さいものも切れるようになりました。
細い文字や難しい曲線も切れるようになりました。


こんなに細かい形にもチャレンジします。
楽しいモビールになりそうです。

どんな順番でつなげていこうか考えます。
キリで針金を通す穴をあけます。

どんな形につるすのがいいかな?
  今日の授業では、失敗しないコツについて話しました。
 例えば、下書きをする段階で、糸のこで切ることができる形か。
 切った後にキリの穴があけられる大きさか。
 針金でつるすときに、曲がってしまわないか。
 というように、少し「未来の目線」に立って考えなくてはいけません。
 今日、話したコツとは、「次の作業をするときに、こんなことに困らないように気をつけよう」という話でした。
 しかし、一番たいせつなことは「失敗を恐れない」ということかもしれません。
 図工の授業は、たくさん失敗して良い実験の場所です。
「自分には、こんなことができるんだ」とか、「こういうことをしたら失敗するんだ」などなど、とにかくやってみて、失敗して、新しいことを発見したり理解したりする時間です。最初から失敗を恐れたら、そういう大切な発見もできずに終わってしまいます。
 矛盾するようですが、失敗しないほうがいいけれど、しかし、失敗を恐れず、いろいろなことに挑戦していってほしいと考えています。

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