5年生は、モビールづくりの2回目です。
授業の始め、糸のこのセッティング手順について話そうとすると、「もうわかっているから大丈夫です!」という頼もしい声がたくさん聞こえましたが、そういうわけにはいきません。
何度も何度も確認して、くせになるようにしていきます。
何度やっても、切るときはどきどきしますね。 |
小さいものも切れるようになりました。 |
細い文字や難しい曲線も切れるようになりました。 |
こんなに細かい形にもチャレンジします。 |
楽しいモビールになりそうです。 |
どんな順番でつなげていこうか考えます。 |
キリで針金を通す穴をあけます。 |
どんな形につるすのがいいかな? |
例えば、下書きをする段階で、糸のこで切ることができる形か。
切った後にキリの穴があけられる大きさか。
針金でつるすときに、曲がってしまわないか。
というように、少し「未来の目線」に立って考えなくてはいけません。
今日、話したコツとは、「次の作業をするときに、こんなことに困らないように気をつけよう」という話でした。
しかし、一番たいせつなことは「失敗を恐れない」ということかもしれません。
図工の授業は、たくさん失敗して良い実験の場所です。
「自分には、こんなことができるんだ」とか、「こういうことをしたら失敗するんだ」などなど、とにかくやってみて、失敗して、新しいことを発見したり理解したりする時間です。最初から失敗を恐れたら、そういう大切な発見もできずに終わってしまいます。
矛盾するようですが、失敗しないほうがいいけれど、しかし、失敗を恐れず、いろいろなことに挑戦していってほしいと考えています。
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