5年生は、3学期にねん土でプランターとランプシェードをつくりました。
卒業する6年生と入学してくる新1年生を気持ちよく送り、迎えられるように、
心を込めた贈り物です。
贈り物といって作品をプレゼントするわけではありません。プランターに花を植えたり、ランプシェードにライトを入れて、あたたかい空間をプレゼントするのです。
今回は、形のできたねん土(800度で素焼きしたものです)に「釉薬(ゆうやく)」をかけます。
「触りたくない」という子もいましたが、釉薬は灰や石や水など、自然の素材だけでできているので、身体にわるいものではありません。
この薬をかけて、もう一度焼きます(1250度)。すると、魔法のように色がかわるのです。
5年生のつくったランプシェード |
全体につくようにつけ方を工夫します |
色は白と青から選びます。ミックスにするとどうなるんだろう |
「下半分を青色にしたい」と塗り方を工夫しました。 焼いたらどんな色になるんだろう? |
陶芸は、形をつくるだけでなく、釉薬をかけて焼くところが一番おもしろいと私は考えています。図工の先生は、その部分を自分でやってしまう場合が多いと聞いたことがあります。私は、それではもったいないと思っています。「自分でも陶器がつくれるんだ」ということを知ってもらいたいのです。
さて、焼き上がりが楽しみです。焼くまでどうなるかわからないのが、「焼き物」の一番おもしろいところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿