2012年9月6日木曜日

5年生 イスづくり まっすぐゆっくり切る

 5年生は、イスの材料を切り始めました。
 1学期にたっぷり練習をした電動糸のこをもう一度使います。
 前回のような細かな表現は少なくなりますが、板が前よりずっと厚く、大きい分、切るのは難しくなります。
 また、安定したイスに仕上げるために、線をまっすぐに切ることが要求されます。板が厚い分、一度曲がってしまうと、軌道修正することも簡単ではありません。
 これまで取り組んできた工作の中では、最も高度な作業になると思います。
 今回の目標は、「急がずゆっくりていねいに」ということです。


  ものをつくっていると、「早く形にしたい。早く完成させたい」と、どうしても気持ちは前のめりになり、先を急いでしまうものです。 
 しかし、ものづくりをするということは、時にその気持ちを抑えて、冷静に作業を進めなければならない場面もあるのです。
  また、作品が大きくなる分、力もいります。そんなとき、自然と友達の作品づくりを手伝ってあげる姿もみられました。自分だけ早く終わればいい、自分だけうまくつくれればいいんだ、という気持ちではなく、みんなで手伝い合いながら、作品づくりをしていく姿は、見ていて気持ちがよいものです。
 図工室のことを英語で、「アトリエ」とはいいません。一般的に「ワークショップ」といいます。それは、みんなが力を合わせてともにつくり、学び合う場所の意味です。


 電のこを使えない時間は、のこぎりで切り進みます。

切り終わったら、やすりで研きます。

 イスは、自分を支える台です。ガタガタして揺れるのでは、頼りない。
 イスは、座ると気持ちも休まる道具です。すぐに壊れてしまうようでは、安心できません。
 自分にとって大切な道具として、こころを込めてつくっていけるといいですね。
 

2012年9月5日水曜日

2年生 ならべて つんで・・・ もとどおり

2年生は、造形遊びをしました。
材料は、図工室にある様々な形のものです。一つ一つが仲間分けされて箱に入っています。
 大小あわせて36個の箱の中には、お菓子の箱、卵のパック、プリンのカップ、いろいろな形の梱包材、壊れたCD等々が入っています。
 さて、ここにあるものは全部使って良いものです。
 ルールは、ただ1つ。授業が終わった後、材料を元の場所に戻せること。
 だから、テープやのりは使えません。使うのは、手と目と頭だけです。
 さて、どんなものがつくれるかな?

まずは材料選び。


どんなことに使えるのか、材料をよく見てみましょう。 

選んだ材料で、どんなことができるか、いろいろ試してみます。

何か思いついたようです。

色や形、組み合せると、こんなことができた!


何ができるか、何度も試してみます。

銀色やCDのキラキラを生かしていて、きれいですね。

ならべたり、つんだり。
こんなにいろいろなことができる。

自分の作品のことを、みんなに教えたい。

ここはホテル。
友達と一緒につくりました。

階段をのぼるとお家が見えます。
色の組み合わせがきれいですね。
おかしの家です。
さて、つくりはじめて40分。つくるのは終わりにして、みんなで鑑賞タイムです。
 これは何? と聞かれ、自分のつくった作品のことを説明していました。
友達のアイディアにびっくり。

同じ材料でも、こんなこともできるんだ!

 片付けは、10分間。はじめに話したとおり、ルールはただ1つ、元にもどすことです。
 36個の箱に、素材や色、形で仲間分けします。
 
 たった10分で、図工室は元通りになりました!
 材料も、元にあった場所に戻りました。
 下の写真は、2年生が片付けや後の箱の中です。
 しっかり、仲間分けできていますね。


 
 授業の終わりに、こんな話をしました。

 今日使ったものは、何だろう? 
 これは、普段ゴミだと思われて捨てられているものばかりです。
 でも、今日みんなが10分でやってしまったように、形や色、素材で仲間分けすると?
 
 ゴミは、ごみ箱に入れられたらゴミになってしまいます。
 仲間分けすると、みんなの創造力で、家や遊園地に変えることができます。
 家で出されたゴミだと思うものも、よく見たら、材料になるかもしれません。
 今日の片付けは、そのことに気付いてもらうための時間でもあったのです。

2012年9月4日火曜日

4年生 版を刷る

4年生は、版画の授業5回目です。
夏休み前に、下書き、板への写し、線彫り、面彫りを終えていました。
今日は、いよいよ版を刷ります。
ローラーにインクをつけます。

板の全体にインクがつくように、しっかり転がします。
版画紙をていねいにのせます。

ばれんで紙をこすります。
体重をかけるようにして、じっくり押しつけます。

さて、しっかり写ったのでしょうか?
どきどき、緊張の瞬間です。
彫刻刀で彫った線がきれいに写りました。

班の4人で協力しながら、1人3~4枚刷りました。

刷った作品は、乾燥棚に入れて乾かします。

終わったら、班ごとに協力して片付けをしました。

使ったトレーやローラーのインクを、ゴシゴシと磨き、
きれいになりました。
 2学期最初の授業なので、席替えをしました。席替えしてすぐだったにも関わらず、班の4人で力を合わせて片付けまでしっかりできました。
 
 さて、版画の授業は、来週で最後です。今日刷った4枚から2枚を選び、台紙に貼り付けて、巨大トランプを完成させます。

2012年9月3日月曜日

6年生 文字の造形 / 釉薬をかける

 学校では文字を学習しますが、意外にも文字の形(書体)については、あまり教わることはありません。


 例えば、「ざわざわ」という言葉は、ひらがなで書くのがよいのか、カタカナで書くのがよいのか。
ひらがなで書くにしても、太く書くか、細く書くか(書体を変えること)によって、その「感じ」は違ってきます。
 文字は、時と場所によって、様々に変形させることができるのです。
 このような、文字の形をつくる「文字の造形表現」に取り組んでもらおうと、今回は、学校の中の音に注目しました。

 まずは、学校の中にひそむ音を表す言葉(オノマトペ)を採集しにいきました。

付箋を持って、校内にくり出します。
たくさんの音が集まりました。

集めた音の中から、どの場所に、
どの言葉がおもしろいか会議しました。
決まったオノマトペを画用紙で形作り、次回、校内に設置してみます。

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音集めの合間に、6月に成形したマイカップに釉薬をかけていきました。

今回の釉薬の色は4色です。
筆を使って、細かいところにも釉薬をかけています。

色をいくつか組み合わせていく子もいました。

壊さないようにていねいに。


この後、1250℃でカップをもう一度焼きます。
すると釉薬が溶け出し、きれいな色が生まれます。
焼いてみないと、どんな色になるのかわからない。それが釉薬をかけるときのおもしろさです。
 どんな色に仕上がるのか、楽しみですね。