5年生が挑戦するのは、コマドリアニメです。
ものを少しずつ動かしながら撮影した写真を
連続再生することで、
本来、動くはずのないものを、動いているかのように見せます。
いつもの机の上が今日はスタジオです!
まずは実験!
どんなことができるのか試してみよう。
ものの動かし方や写真の撮り方のコツも、
自分でやってみながら、徐々につかんでいきます。
何枚か撮れたら、その場で連続再生して、
アニメーションの動き方を確認してみましょう。
10分やってみたところで、
第一回上映会をしました。
そこで、他のチームのアニメから、ヒントを得たり、
「動きがなめらかでいいね」とか
「ここは、もっと枚数を増やした方がわかりやすい」など、
お互いにコメントし合ったりしました。
そして後半戦。
いよいよ本番です。
カメラ役や監督役など、自然に役割が決まり、
だんだんチームワークがよくなってきました。
大がかりになってきました!
糸を使い、上から吊ることで、
ものが動いているように撮る!
裏技ですね!
カメラの位置を少しずつ動かしたり
カメラのレンズにカラーセロハンをつけて、
映像に色をつけたり、
背景に色をつけたり、
いろいろな工夫が生まれました。
即興で生み出される物語は、
誰にも予想のつかない展開に・・・
ものの動く面白さ、
そして、物語が生まれていく面白さ、
チームでつくると、自分にはない発想がたくさん出てきて
おもしろいですね!
残り時間が短くなり・・・
「お客さんが映画の公開を待っている!
急いで完成させなくちゃ!」と張り切っていました。
「よしできた!」「 完成!」
「すごいのできちゃった!」
そんな声が聞こえてきてたところで、
第2回上映会を行いました。
各クラスから、1作品ずつ紹介します。
このチームは、紙コップを積み重ねるという
単純な作業の中に、いろいろな工夫があります。
何より、カメラワークが面白いですね。
このチームは、
キャラクターの動きを中心に、
不思議なユーモアあふれる作品です。
アニメーションという言葉は、
命のない動かないものに命を吹き込む
という意味の「アニマ」に由来しています。
身の回りにあるものが動き出すことの面白さ。
友達とチームワークで何かをつくりだすことの面白さ。
コマドリアニメの魅力に触れた5年生は、
授業の終わりに、
「来年の学習発表会で、アニメを使えないかな?」
と、さっそく何か企み始めていました。
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