今日の授業で使うのは、これです!
「ねん土!?」 「大きい!!」
さあ、持ち上げてみたい人いるかな??
「はいはい!」と、次々に持ち上げようとしても、
持ち上がりません。
「何これ!? まったく動かない!」
男子2人がかりで持ち上げてみると、
ようやく何センチか持ち上げることができました。
「このねん土の重さは、なんと30kgです」
「えー! 僕より重いんだ!」
重さを体全体で体験します。
一人分のねん土は、約1kg。
1kgでも結構重いんだね!
ねん土を伸ばしたり切ったりする道具には、
いろいろな種類があります。
今日は、ねん土で何かつくることを通して、
たくさんの道具の使い方を、自分たちで見つけてもらいます。
いろいろな道具を使って、何つくろうかな?
ねん土を触りながら、
つくりたいものを見つけます。
触ると形が変わる。その感触だけでも、
気持ちよくて、心地よい。
それがねん土の魅力です。
もくもくと熱中しています!
ひとつの作品のまわりには、
こんなにたくさんの道具があります。
様々な形の「ヘラ」、「かき出しヘラ」「たたら」「のし棒」「切り糸」
道具のよい使い方、見つかったかな?
この道具は、こんなふうに跡をつけるときれい!
「はり」の形をした道具で、細かいところにチャレンジ。
ねん土に絵を描くのに便利だ!
途中から友達とつなげて、
こんなに大きな作品ができた!
ねん土が足りなくなった!
という子には、少し前に6年生が使った余りのねん土が
ちょっと硬くなっていたので、
土練機という機械を使って柔らかくして、使ってもらいました。
土練機から出てくるねん土の感触も、
気持ちよくておもしろい。
ねん土ヘラには、いろいろな形のものがあって、
それぞれ、違う役割があるんだ!
オオカミをつくったよ!
口の中の「きば」までつくった!
奥には舌もあるよ!
ネコとリスをつくったよ!
リスは、とっても小さくつくった!
手先が器用ですね。
あ! ここにはケーキ屋さんが!
ケーキの名前を描くのも、もちろんねん土です。
ここは動物園。
動物園を見に来たお客さんもつくったよ!
ねん土板の上でつくると、作品の大きさが限られてしまうので、
今日は、机いっぱいにブルーシートを広げました。
そのブルーシートが海に見えたから、
ウミガメが泳いでいるところをつくったよ!
ここには、船や飛行機が集まる海に浮かぶ基地をつくったよ!
船でどこへ行こう?
近くに島があった!
ここにはだれか住んでいるのかな?
トリケラトプス!
恐竜が住んでいるのかな!?
たくさん想像をふくらませ、
ねん土の感触をたっぷり味わい、
道具のよい使い方も発見ました。
鬼のお面をつくりました。
「つの」や「きば」も工夫しました。
鬼の顔は、図工室にあった風神・雷神の絵を参考にしました。
鳥をつくりました!
本当に羽を広げられるみたいに、
羽の作り方を工夫しました。
***
最後の片づけの場面。
「せっかくつくったのに!」
「このまま固めて残したい!!」
「焼いてほしい!」
でも、このねん土は他の学年もみんなで使うものだから、
今回は、元通りに戻さないといけません。
もったいないけど、写真に残してから元通りにしよう。
作品は、残らなかったけど、
ねん土の感触や、道具の使い方、工夫の仕方、自分なりの表し方等、
たくさんの発見や経験は、消えることなく子供たちの深くに、
いつまでも残り続るといいなと願います。
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