2014年3月24日月曜日

6年生 最後のプロジェクト

2月から6年生が構想を練ってきたプロジェクト
卒業する前に、学校に贈り物を残そうという
「卒業制作プロジェクト」です。
今年は、各クラスで使えるティッシュケースをつくることに!
何をつくるのか、どんな材料と道具で、
どうやってつくるのか、いつまでにつくるのか、
役割分担はどうするのか・・・
そのすべてを6年生だけで、企画・計画し、
そして、実行しました。

担当の子供たちが前に立ち、
授業を進行しました。

もちろんデザインも自分たちで考えます。

どんなボックスにしたら使う人が楽しいかな?

電のこを使っても良いし

彫刻刀を使っても良い。
これまで学んできたことを、全部生かして、
自分らしく表現しよう!

3人で1つのティッシュケースをつくります。
チームの中でも分担しながら、
限られた4時間の中で完成を目指します。

いいね!

ていねいにていねいに・・・

心を込めて・・・

自分たちが使うものではないけど、
みんなが喜んでもらえるものを目指して。

よし! 仕上げだ。

できた!

部品になる板が出来上がると・・・

このように組み立てていきます。

キリで穴をあけて

ネジをとめます。

チームで協力しながら組み立てます。

完成です!

細かい模様も手を抜かずに仕上げていますね!

いろいろな星座を楽しめるデザイン!

おしゃれなデザイン!

サイコロ!

口からティッシュが出て来る!
よく考えましたね!

裏には、ちゃんと靴の形が!
使う人が楽しめるデザインですね。

ケースの中も手を抜いていません!

ティッシュを使い終わると、
なんと目玉焼きが!

ティッシュケースの模様だけを見ても



一枚一枚が個性的なデザインで、
見ているだけでも楽しいですね。

完成したティッシュケースは

各教室に振り分けられて

6年生の手で届けられました。

受け取った在校生も、みんなとても喜んでくれました。

2014年3月19日水曜日

2年生 地球に穴をあけよう

今日の図工は、外でやるよ!
大きな砂場へ行くと・・・
まっさらな砂場に、手形を一つ!

地球に穴をあけよう!

もっと深く!!

こんなに深く掘った!!

友達の掘った穴と中でつなげちゃおう!

だんだん穴が広がって、
川みたいになってきたよ!

水を流してみよう!!

バケツいっぱいの水が、
あっという間に穴に流れ込みました。

水と土が混ざったら、
クリームみたいな泥ができた!
集めたら何かに使えるかな?

全身を使って、大きな大きな彫刻をつくるみたい。

こっちの穴から水を流したら、
向こうの穴に水がたまる!
水が流れる仕組みをつくった!

白い砂をふりかけると、
雪のつもった山みたいになった!

このような全身を思い切り使った造形遊びは、
創造や表現の原点だと思います。

つくったり、こわしたり、
たくさん実験し、たくさん想像をふくらませる。
具体的に何か作品が生まれるわけではないけれど、
見えないところで、子供たちの中にたくさんのものが
生まれていると信じています。

2014年3月18日火曜日

3年生 ねん土のふしぎ!

今日の授業で使うのは、これです! 
「ねん土!?」 「大きい!!」
 
さあ、持ち上げてみたい人いるかな??
「はいはい!」と、次々に持ち上げようとしても、
持ち上がりません。
「何これ!? まったく動かない!」
男子2人がかりで持ち上げてみると、
ようやく何センチか持ち上げることができました。
 
「このねん土の重さは、なんと30kgです」
「えー! 僕より重いんだ!」
重さを体全体で体験します。

一人分のねん土は、約1kg。
1kgでも結構重いんだね!

ねん土を伸ばしたり切ったりする道具には、
いろいろな種類があります。

今日は、ねん土で何かつくることを通して、
たくさんの道具の使い方を、自分たちで見つけてもらいます。

 いろいろな道具を使って、何つくろうかな?

ねん土を触りながら、
つくりたいものを見つけます。

触ると形が変わる。その感触だけでも、
気持ちよくて、心地よい。
それがねん土の魅力です。

もくもくと熱中しています!

ひとつの作品のまわりには、
こんなにたくさんの道具があります。
様々な形の「ヘラ」、「かき出しヘラ」「たたら」「のし棒」「切り糸」
道具のよい使い方、見つかったかな?

この道具は、こんなふうに跡をつけるときれい!

「はり」の形をした道具で、細かいところにチャレンジ。

ねん土に絵を描くのに便利だ!

途中から友達とつなげて、
こんなに大きな作品ができた!
 
ねん土が足りなくなった!
という子には、少し前に6年生が使った余りのねん土が
ちょっと硬くなっていたので、
土練機という機械を使って柔らかくして、使ってもらいました。
土練機から出てくるねん土の感触も、
気持ちよくておもしろい。

ねん土ヘラには、いろいろな形のものがあって、
それぞれ、違う役割があるんだ!

オオカミをつくったよ!
口の中の「きば」までつくった!
奥には舌もあるよ!

ネコとリスをつくったよ!
リスは、とっても小さくつくった!
手先が器用ですね。

あ! ここにはケーキ屋さんが!
ケーキの名前を描くのも、もちろんねん土です。

ここは動物園。
動物園を見に来たお客さんもつくったよ!
 
ねん土板の上でつくると、作品の大きさが限られてしまうので、
今日は、机いっぱいにブルーシートを広げました。
そのブルーシートが海に見えたから、
ウミガメが泳いでいるところをつくったよ!

ここには、船や飛行機が集まる海に浮かぶ基地をつくったよ!

船でどこへ行こう?
 
近くに島があった!
ここにはだれか住んでいるのかな? 

トリケラトプス!
恐竜が住んでいるのかな!?
 
たくさん想像をふくらませ、
ねん土の感触をたっぷり味わい、
道具のよい使い方も発見ました。

鬼のお面をつくりました。
「つの」や「きば」も工夫しました。
鬼の顔は、図工室にあった風神・雷神の絵を参考にしました。

鳥をつくりました!
本当に羽を広げられるみたいに、
羽の作り方を工夫しました。
 
***
 
最後の片づけの場面。
「せっかくつくったのに!」
「このまま固めて残したい!!」
「焼いてほしい!」
でも、このねん土は他の学年もみんなで使うものだから、
今回は、元通りに戻さないといけません。
もったいないけど、写真に残してから元通りにしよう。
 
作品は、残らなかったけど、
ねん土の感触や、道具の使い方、工夫の仕方、自分なりの表し方等、
たくさんの発見や経験は、消えることなく子供たちの深くに、
いつまでも残り続るといいなと願います。