6年生は、6年間で一番難しい授業に取り組みます。
テーマは「自分を見つめる」ということ。そして、新たな自分を発見するということです。表現を通して自己と向き合う。
そんな表現題材はないだろうか。自画像を描く? 自分の名前から連想してつくる? 自分の自己紹介ポスター? 自分の名刺づくり? いろいろなことを1年間考え続けた結果、至った答えは「めがねをつくる」という題材でした。
今日の図工室は、まるでめがね屋さながら! |
めがね選びが、新たな自分を選択することにつながっていると思ったのです。
これは、服や髪型を選ぶのと同じことです。
いわゆる「ファッション」という自分を客観化した表現活動は、もっとも私たちが自分自身に向き合う、クリエイティブで、とても主体的な表現の時間ではないかと私は思いました。
そんな身近で楽しい表現で、6年生が自分に向き合うことはできないだろうか。自分をテーマに創造力を発揮できないか?
そうして考えたのが、自分に合うめがね、かけてみたいめがねをつくること。その活動の中では、少なからず自分自身と向き合う時間が生まれるはずです。
普段はできないからこそ、いろいろなめがねをかけてみたい! |
見慣れない友達のサングラス姿。 こんなに面と向かって顔を見合ったことってあったかな? |
結構、似合ってんじゃん! こういう人いるよね! |
自分に似合うめがね発見! |
端からかけてみて「いろいろな自分」を試します。 |
私たちに鏡を覗き込ませ、いろいろな表情を試させる。 「めがね」の持つ不思議な力・・・ |
サンプルのめがねをもとに、 自分に合うめがねのデザインを考えてみる。 |
この際だから、思い切ってまだ世界にない 「自分だけのめがね」を考えよう。 |
自分に似合う色。自分の好きな色・嫌いな色。 色選びも重要ですね! |
雑誌をみて、最新ファッションをチェック! |
デザインができてきました。 |
できたデザインを試作用の工作用紙にカーボンで写します。 |
はさみで切って、試しにペンで色を塗ります。 |
できあがった試作品をかけてみます。 |
よく見ると鉛筆をモチーフにデザインしている。 |
いろいろなめがねができてきました! めがね屋さんやデザイナーもびっくり! 斬新・奇抜なデザインが続々と登場。 |
つくる過程で、改めて自分を見つめながら、新しい自分を発見することにつながればと考えています。
* めがねサンプル提供: ドクターアイズ ザ・ビック昭島店
* めがねサンプル提供: ドクターアイズ ザ・ビック昭島店
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