「マヨネーズって知ってる?」「知ってる!」
「どんな感じ?」「ブニュブニュ〜」
「ポン酢は?」「透き通っていてぇ…」
そんな会話から授業は始まりました。
実は、これは絵の具に加える水加減の話しです。
久しぶりに絵の具を使う2年生。
1年生のときに、色を混ぜることで、
どんな色をつくることができるのか、たくさん実験してきました。
今回は、水加減のコツを覚えます。
絵の具に加える水加減を、
いろいろ試しながら、
ちょうど良い水加減を見つけていきます。
これは、ソースみたい!
これだと、ポン酢!
同じ色を使っても、
水加減を変えると、
違った色合いになることに気がつきます。
下書きをクレヨンで描いたので、
「しょうゆ」くらいの水加減で描くと、
きれいにはじくことを発見していました。
絵の具は、食べ物ではありませんが、
マヨネーズ小さじ2分の1、しょうゆ大さじ1と、
量を変えると、風味が変わる料理のように、
自分で加減を変えて、
色をつくっていくのが一番面白いところ。
勘違いしないでください。
ただ、絵が描ければ良いということではありません。
絵の具と水を、自分で混ぜて、
自分だけの色をつくり、
画用紙の上に並べていく。
そうやって自分で
いわば「味見」しながら、
ちょうどいい加減を見つけていくことで、
自分の思いが現れていくのが、
一番大事なのです。
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