5年生は、プランター(植木鉢)を仕上げました。
卒業式や入学式で会場を飾る花を植えるためです。
1人1つ、気持ちを込めてつくります。
授業のはじめに、会場の写真と実際に植えられる花の写真を見て、
つくりたいプランターのイメージをつかみました。
「ここに、どんな花が咲くのかな?」
先月、粘土で成形(形をつくること)をしたプランターは、 800℃の窯で焼かれ(「素焼き」といいます) 石のように固く焼きしまりました。 |
粘土でつくった作品(「陶器」といいます )に色をつける方法は、 何種類もありますが、今回は、5年生の使い慣れている絵の具を使いました。 |
例えば、「釉薬」という灰などを水で溶かしたもので 色をつける方法もある(そちらの方が一般的)のですが、 今回はあえて、自分のつくりたいものを思い通りにつくることができるように、 この方法を選びました。 |
さすがに慣れた手つきで細かい線や模様を描きます。 |
どんな色を混ぜると、つくりたい色になるのか、 どのくらいの水加減が一番塗りやすいのか、 経験を通して知ったことは、忘れません。 |
素焼きした陶器は、吸水性が強く、 あっという間に乾いてしまいます。 |
ここに植えられる花が引き立つように、 プランターは脇役でなければいけません。 |
あまり目立たない内側にも、色を塗っています。 |
土の入る内側の空間には、月の浮かぶ草原が隠れています。 |
裏にも色を塗って仕上げました。 |
すてきなプランターができあがりました。来週末に、ここに花を植えて飾ります。
授業の最初に話したように、粘土に色をつける方法はいくつもあります。
6年生になったら、「釉薬」で色をつける楽しさも知ってほしいと思います。それぞれよさがあって面白いです。お楽しみに。
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