2年生は、3学期に版画に挑戦します。版画を成功させるコツの1つは、上手に刷ることです。
ばれんでしっかり力をいれて刷る練習は、実際に版画板にインクをつけてからでは、そんなに時間をかけられません。何度も何度も試し、もっとこうしたほうがいいかなと考え、すぐにやり直す。そういう試行錯誤できる実験のような時間をつくりたいと思いました。
そこで、今回は、画用紙と絵の具を使った写し絵にチャレンジしました。
一回一回、版と紙の位置を調整することなく、気軽にやり直しができるので、何度も刷り方を変え、絵の具の量を変えながら楽しく実験していました。
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左右対称の形を探すのも、1つの楽しみになったようです。 |
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偶然生まれた形は、何に見えるかな? |
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まずは、半分に色を塗ります。 |
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ひとまず、折りたたんで刷ってみます。 |
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おー!
うまく写っていなかったら、力を強めてもう一度。 |
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さらに、重ねて絵を描いて刷ります。 |
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それを何度も繰り返します。 |
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絵の具の量も変えていきます。
直接チューブから出してみたらどうなるかな? |
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うまく刷れるかな?
力一杯刷ってみます。 |
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顔みたいになった! |
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偶然、メガネのようになった。 |
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チョウチョみたい! |
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繰り返し刷っているうちに、2匹のキャラクターが現れ、
物語がはじまりました。
閉じて刷って開く度に、思いもよらない物語が生まれました。 |
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二人の雪だるまが歌っているみたい。 |
楽しく遊びながら、気がつけば刷るのがうまくなっていました。コツがつかめたようですね。
次の版画に生かして、思い切り表現していけるといいと思います。
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