3・4年生は、校内で展示している6年生の卒業自由制作を鑑賞しました。
本棚、陶器の貯金箱、絵本、アニメーションまで、
様々な作品がならんでいる展示を
興味津々で見入っていました。
さすが6年生! すごいな!
自分もこんなことができるようになりたいなぁ・・・
自分だったら何つくろうかな??
そして、展示を鑑賞した後、図工室へ行くと・・
黒板に並べられているのは・・・
1年生から今日までの
3年間または4年間でやってきたすべての図工の授業の題名です。
それで今日は何をするかというと・・・
「自由の実験」です。
自分のやりたいことを、
やりたいように、やっていい時間。
自分の力を試すことができる時間。
これまでの3・4年間で経験してきたことの中で、
もう一度挑戦したいことでもいい。
自分がずっとやってみたかったことをやるのもいい。
ここは「自由」の実験の場なので、
失敗しても、もちろん、かまわない。
大事なのは、
何よりも、何かに挑むこと。
そして、自分の力を試すこと。
後先考えず、実験すること。
だって、やってみなければわからないことって、
たくさんあるのだから。
だからこそ、真剣勝負!
一人一人、やることは当然違う。
ケーキ屋さんがあり、
新幹線と駅があり、
おかしの家があり、
中にもこだわりあり。
プラネタリウムもあり。
当たると、音が出るゲームをつくったチームも。
授業後に感想を聞いて見ると・・・
3年生
「自由は自分のやりたいことが試せて楽しかった」
「いつも自由がいい」
4年生
「自由は難しかったから、いつもより迷った。
でも、つくりたいものをつくることができた」
「去年の『自由の実験』よりも、自由になれた」
自由ってなんなのでしょう。
それはだれにもわからないけれど、
自分の力を思いのままに発揮できることは、
誰にとっても楽しいことなのです。
※このような「自由」の中で、自分のやりたいことを試す体験を、一年に最低一回計画しています。このような実践を「ティンカリング」と呼んでいます。自分の持ち得る力をすべて使って(逆に言えば、自分の持ち得る力だけで)何かに挑戦する、実験的かつ実践的な活動を通して、自分のできることを知ります。
それは、これから自分が学ぶべきことを知るきっかけにもなり、自分のできることに気付いて、自信を得ることにもつながると考えています。
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