2014年7月10日木曜日

2年生 大きな大きな町 の 小さな小さな物語

みんな、どんな家に住んでみたい?
小さな紙に住んでみたい家の絵を描きます。

「5階建ての建物にいろいろな人たちと住める家」

「この家はタイヤがついているから、
移動ができる! ここは運転席!」

「庭があってたくさん木や草が生えているよ!」

描いた家を発表してもらいました。
「この家には入り口が二つあります」
「ここがペットの家です。そのペットがこれです!」

さあ、想像がふくらんできたところで・・・
「隣の友達の家に行きたいんだけど、
どうしたいい?」
「道がないといけない!」
「自分もつくらないと!」
「信号機がないと困る!」
「車もつくろうかな? 電車もつくろう!」

よし、それじゃあつくってみようか!
できた!
道と自分をつくったから、
これで友達の家に遊びにいける!

「もっと町を広げよう!」
「お店や公園もつくってみよう!」
と、どんどん想像がふくらんでいきます。

ここは大きな交差点。
いろんなところへ行くための分かれ道。

「ここには駅をつくろう!
みんなの町につながる線路をつくるよ!」

「僕の家は山の上に立っていて、
崖っぷちに入り口があるから、
みんななかなか入って来れない!」

「あ! 学校もつくらなくちゃ!」
「この学校には、全部の学年に図書室がついているよ」
「音楽室と図工室は一番上の階にあるよ」
「誰も何階建てなのかわからないようにつくられている」
そんなふうに思いついたことをつぶやきながらつくっていました。

隣町に行くためにつくった橋!
みんなで渡ろう!

みんな小さな自分を握って、
隣の町に遊びに出かけはじめました。

それぞれの町に駅ができたので、
電車も走りはじめました。

友達を乗せて遠くの町まで連れて行ってあげました。
「まもなく、はしのうえ駅です〜」

あ!
気がついたら全部の町がつながっている!
全員の家がつながったよ!

一番遠い友達の家まで行ってみよう!
途中でコンビニへ寄ったり、
ホテルに泊まったり、
友達が描いたいろいろなお店に寄り道しながら、
みんなで町を冒険しました。

図工室の中央に空港があり、
飛行機が停まっていました。

飛行機に乗せてもらい、
高いところまで行ってみると・・・

どこまでも町は広がり続けていました。
2年生の想像力も、どこまでも広がり続けます。

「ねえ、先生!来て来て!」
授業の最後、一人の子に呼ばれました。
どうしたのかと思って駆け寄ると
始めに描いた家の絵を指差しながら言いました。
「今、私の家で、赤ちゃんが生まれたよ!」
小さな声でこっそりと、そう教えてくれました。

大きな目で見ると、みんなでつなげてつくった大きな町ですが、
小さな目で見ると、その一つ一つに小さな物語があるのです。
その一つ一つを見落としたくないと思いました。

こうして、1学期の図工が終わりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿