2012年11月30日金曜日

6年生 67人の眼鏡職人

6年生は「meganeでアート」の3回目。
 まだすべて切り終えていない人は、今日中にすべての材料を切り、切り終わったら色塗りをはじめます。

一つ一つしっかりヤスリをかけて、かけ心地のいいめがねにします。

どうしも形が気にいらない。もっとこうしたかった。
そんな思いで、つくり直す人もいます。
「これでいいや」となるのではなく、
自分の作品にこだわってほしいです。
さあ、いよいよ切り終わりましたね。

色塗りはアクリル絵の具で。







 細かなところまで、仕上がりにこだわっている姿は、まるで職人のようです。

色とりどりの個性的なだんだんできてきました。

とても細かいところも工夫をこらします。

0号の極細筆の先を使って、数mmの模様を描きます。



塗り終わりました!
次回は、いよいよメガネを組み立てます。組み立てると、いよいよメガネらしくなります。早くメガネをかけてみたいですね。そして、いろいろな人にかけてみてほしいですね。

2012年11月29日木曜日

5年生 自分の暗号を隠す

 5年生は、いよいよ自分サイズの絵を完成させます。
 前回の授業で、すでに色を塗りましたが、さらに「自分らしさ」を表してほしいと思います。
 まず、はじめる前に、一つ話したことがあります。
 「今回の作品は、名札を伏せます。見る人は、最初は作者がわからない状態でみんなの作品を見ます。誰の作品かなと考えてもらったあと、最後に名札をぺらっとめくると、そこに作者が書かれているのです。まったく予想がつかないのもおもしろくない。すぐにわかってしまうのもつまらない。ちょっと考えると、作者を予想できる、そんな暗号・ヒントを考えて表してみましょう」

ということで、自分の名前やニックネーム、好きなスポーツや趣味など
いろいろと自分について考えてもらうためのワークシートを書きました。

その中から暗号になりそうなものを選び、
下書きをしてみます。

ワークシートを基にして、いよいよ自分サイズの紙に描きます。

いろいろな記号や暗号が表れます。

つくっているところを見ると「あ!なるほど」と思う暗号。
作者を伏せたら、難しそうな暗号もたくさんあります。

友達のアイディアにも「なるほど!」「どうして?」などなど、興味津々。


できてきました!

サッカーの好きな人ですね。
この数字は、どんな意味かな?
誕生日かな、背番号かな・・・


完成した作品が並んだ教室。
楽しく走り回ったり、踊ったりしているみたいです。
展覧会では、自分サイズの絵は体育館だけでなく、校舎内の様々なところに展示されます。
 それが誰の作品なのか考えながら、じっくり鑑賞してもらえる作品にしたいと思います。

3年生 先生ドッキリ大作戦!?

 3年生は、2学期に入ってから「ふしぎな乗り物」をスケッチしながら考えたり、新しくのこぎりや金づちを覚えて、木材で宇宙船をつくったり、学校に住むおばけを考えて絵に表したり・・・と、本当にたくさんのことに挑戦してきました。
 展覧会にむけて、まだ気は抜けませんが、「ちょっとここで一息つこう」ということで、久しぶりに造形遊びをしました。
 その名も「先生を驚かせよう!」
 担任の先生が1時間後に図工室に戻る前に、図工室を別の場所みたいに変身させてしまい、驚かせちゃおう! そんなテーマで造形遊びに取り組みました。

 今日の材料は、2年生の時にも一度使ったことのある「紙コップ」と、白い画用紙と板目紙の3つだけです。材料をあえて限定することで、その中でできることを考えていきます。

どんな図工室にしちゃおうかな!
わくわく、どきどき。

紙コップは白いから、机も白くして、
真っ白の場所にしちゃおう!


みんなの机をつなげて、みんなでつくったら
大きなものがつくれるんじゃない?

みんなで力を合わせて、すごい物つくろう!

これはおもしろい使い方ですね!

あと30分!みんなで手分けして、絶対成功させよう!

真っ白になってきたよ!

先生の身長越えたかな?

どんどん大きくなってきたぞ!

途中で崩れても、「大丈夫!大丈夫! みんなで力を合わせれば、
すぐに直せるから!」「大丈夫か? おれが手伝いにいく!」
とお互いに助け合い、協力しながら取り組んでいました。

「みんなで一つの作品」そんな言葉が自然と聞こえてきました。
材料を取り合ったり、競い合わないで、みんなで一つの作品をつくる。
途中から「先生を驚かせようプロジェクト」が始まっていました。

 さて、時間がやってきました。係の子が先生を呼びにいきます。
「先生来るって!!」 「そこ片付けておこう!」 「今、壊すと直せないから、もうつくるのはやめよう」「どきどきする~」いろいろな声が聞こえてきました。

 係の子は担任の先生に「もっとゆっくり歩いて!」、「ちょっとここで待っててください!」と先生を案内。
 先生が来ることを知らせに、図工室にやってきて、「今、階段だよ!」 「そろそろつくよ」 「先生来た!!」

 ガラガラガラ・・・


 図工室の扉を先生があけると、そこは紙コップや画用紙でつくられた白い空間!
 先生もびっくりです!


「先生、これ、僕がつくったんだよ」「びっくりした?」「これも見て下さい!」「先生、これ触ってみて!」
 みんな、自分たちの作品を解説し始めました。

 先生ドッキリ作戦大成功!! やったね。

そして、この後、たった10分間で図工室はいつも通りの姿に戻りました。

2012年11月27日火曜日

2年生 海の上の図工

今日の図工室は、いつもとちょっと違います。
すべての机の上にブルーシートを広げてあるのです。
ブルーシートには、机を汚さないためという意外にも、意味があります。
机を海に見立て、想像力を目一杯ふくらませるためです。

海の上でつくる秘密基地

島をつくる材料は、本物の木や石、葉っぱなども使います。

本物の自然物を使うことで、より島が本物らしくなります。

自然物に想像力が刺激されます。

さて島づくりの始まりです。

たっぷり時間をかけて、思うままに表現します。

ボンドで木をたてます。

いろいろな目線から作品を見ながらつくっています。

紙粘土を使って、島の上に家や車、動物をつくります。

さて、いよいよ島ができてきました!

3つの作品を紹介。みんなで鑑賞タイムです!

細かいところにも、たくさんの工夫が見つかります。
 授業が終わった頃、「あれ? 今まで南の島に遊びに来ていたのに・・・」と、ここが図工室であったことに気付きます。90分間、話すことも忘れて、休憩中も休まず、もくもくとつくり続けた子がたくさんいました。
 一つ一つの島には、どんな物語があるのか、また来週が楽しみですね。