2014年1月20日月曜日

3年生 図工室に響くリズム

これは図工室の片隅で、
何年もホコリをかぶっていた木の板です。
図書室の本棚で、本を種類別に区切っていた板ですが、
数年前に役割を果たし、図工室で譲り受けたものです。


3年生が金づちで釘打ち練習をする日がやってきました。
何かちょうどよい木の板はないかな?
と探していて、この板を見つけました。

銀色の鉄釘

金色の真鍮釘

そして、金づちです。
「この道具の名前知っている? ヒントは、4文字です。」と投げかけると、
かなづち、トンカチ、ハンマーと3つも答えが返ってきました。
すべて正解です!
「げんのう(玄翁)」と呼ばれるものもあることを話しました。

釘打ちのときに使う道具は、ほかにもあります。

「今日はとにかく釘打ちをしますが、
ビー玉も使います。どうしてでしょう?」

「ビー玉の迷路をつくる?!」
「正解! ビー玉を転がすゲームをつくります!」

釘打ち開始!
どっちの釘を使おうかな?

最初は慣れない手つきで、
恐る恐る釘を打ちました。

1本1本打っていくうちに、
だんだん慣れてきます。

はじめは弱く、だんだん強く。

釘を打つ深さを変えたり、
金と銀の順番を考えながら、
工夫して打っていました。

ビー玉はこぼれ落ちないかな?

指を叩かないように、釘をしっかり押さえるのって、
簡単そうで難しい!

小さい釘を押さえるのが難しいときには、
ラジオペンチを使って押さえることもできます。

カンカン! コンコン!

いつの間にか釘打ちのリズムが
心地よくなってきました。

吸い付けられるように、
釘打ちに集中しています。

背比べのように並ぶ釘。

一本ずつ、ていねいに並べて打っているうちに、
気がつけば一周していました。

できた。

ビー玉を転がすと、釘に当たって音がします。
釘打ちの深さによって、音の高さが違って、
とてもいい音がなります。

斜めに打ってみたら、こんなふうになった!
MとWがあるよ! わかる?

次回は、さらに工夫して、
ビー玉を使ったゲームを自分で考えてつくろう!

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