2013年9月5日木曜日

3年生 2133年9月5日 木曜日

「さて、それでは始めましょう!
ところで、今日の黒板、何かおかしいと思わない?」
 
「ん・・・・ わかった! 日付が2133年9月5日になってる!」
その通り。今は2013年のはずですね。
図工室に入ったら、120年後にタイムスリップしてしまったのでしょうか?
 
今日は、「昭島 未来予想スケッチ」に挑戦します。
 
「未来」っていつのことだろう?
1億年後を思い浮かべる子もいれば、
20年後、1年後を思い浮かべる子もいます。
「1秒後も未来?」 「未来って何だ?」
なんだか面白い話になってきました。

近くの人と、自分の思う未来について話しはじめました。
 
今はなくて、未来にあるもの。
今もあって、未来も変わらないもの。
未来にあったらいいな、と思うアイテム。
ワークシートに未来のことをどんどん書いてみました。

こんな発電機があったらいいな!
 
ワークシートを書いているうちに、
「早く絵に描きたい!」という気持ちが沸いてきました。

未来の昭島の姿が、次々と頭に浮かんできます。
 
3年生は、1・2年生のときに覚えた技がたくさんあります。
自分の描きやすい技を選んでみましょう。
 
まずはえんぴつで下書きしたい。
 

色えんぴつで細かいところまで色を塗りたい。

粉絵の具やパステルで、先に背景を塗りたい。

どんどん絵の具で描いていきたい。

画用紙を湿らせて、絵の具をにじませたい。

筆から絵の具を飛ばして水しぶきを描く。
 

「わぁ! きれいだね!」
友達の描き方にも興味津々です。

いろいろな技を組み合わせて、

未来の姿が現れ始めました。

息を止めて真剣に取り組みます。

絵に描いているうちに、未来の姿が見えてきます。

未来では、家がみんな車のように動いている。
高速道路をたくさんの家が走っているよ。

不思議な形の高層ビルが建っている。

ずーと先の未来には、もう人間もいないかもしれない。
昭島は、昔みたいに海の底になっていて、
魚たちが気持ちよさそうに泳いでいる。

 
どんなふうに未来はつくられていくんだろう。
 
来週の授業には、3年生54人の未来スケッチが完成します。

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