2013年5月27日月曜日

3年生 線から生まれた もう一つの世界

3年生は、先週から一筆描きの絵に挑戦していました。
描き始めたら終わるまでえんぴつを一回も離さず、
同じ線を二回通らないで絵を描きます。

今日は、画用紙にえんぴつではなく、
身体全体を使って、毛糸で学校の壁に描きました。

毛糸でも描ける一筆描き
あまり難しすぎてもできないし、
簡単過ぎたらつまらないし。

班のみんなで考えました。

今日は班ごとにチームでの協同作業です。
手分けして、みんなで大きな作品を完成させよう!

大きくつくろう!

本当に毛糸で描いてみると、
どうして一度もえんぴつを離していけないのか
理由がわかりますね!

毛糸は途中できることができません。
一本の線で描くということの難しさとおもしろさ!

テープの貼るところを動かすと、
絵が少し変わるというのもおもしろいですね。

細かく描くのは難しいですね。

それでも細かく描くことに挑戦していました。

毛糸をのばす。テープを切る。絵を描く。
手分けして、どんどん進めていきます。

形になってきた!
でも大きいから、一歩下がって見ないと、
全体が見えませんね。

こんなに大きな絵。描くの初めてだね。

一つの絵から二つ目の絵に、
一本の線がつながっていきます。

一筆描きで描ける?
難しい形にチャレンジしよう。

できた!

階段を通るのが楽しくなるような
おもしろい絵がたくさんできました。

1本の線をはじまりから指でたどっていきたくなりますね。

自由の女神と大きなビルやタワーの形

点と点を線でつないだ、たった一本の線だけで、
校舎内にたくさんの世界が生まれました。

考えて見れば、絵を描くということはそういうことだったのです。
点が線になって、線が面になって、形や色が加えられて、
そこにもう一つの世界が生まれます。
日常の中に、いつもと違う景色が表れて、
通る子供たちもなんだかうれしそうでした。

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