「さて、それでは始めましょう!
ところで、今日の黒板、何かおかしいと思わない?」
「ん・・・・ わかった! 日付が2133年9月5日になってる!」
その通り。今は2013年のはずですね。
図工室に入ったら、120年後にタイムスリップしてしまったのでしょうか?
今日は、「昭島 未来予想スケッチ」に挑戦します。
「未来」っていつのことだろう?
1億年後を思い浮かべる子もいれば、
20年後、1年後を思い浮かべる子もいます。
「1秒後も未来?」 「未来って何だ?」
なんだか面白い話になってきました。
近くの人と、自分の思う未来について話しはじめました。
今はなくて、未来にあるもの。
今もあって、未来も変わらないもの。
未来にあったらいいな、と思うアイテム。
ワークシートに未来のことをどんどん書いてみました。
こんな発電機があったらいいな!
ワークシートを書いているうちに、
「早く絵に描きたい!」という気持ちが沸いてきました。
未来の昭島の姿が、次々と頭に浮かんできます。
3年生は、1・2年生のときに覚えた技がたくさんあります。
自分の描きやすい技を選んでみましょう。
まずはえんぴつで下書きしたい。
色えんぴつで細かいところまで色を塗りたい。
粉絵の具やパステルで、先に背景を塗りたい。
どんどん絵の具で描いていきたい。
画用紙を湿らせて、絵の具をにじませたい。
筆から絵の具を飛ばして水しぶきを描く。
「わぁ! きれいだね!」
友達の描き方にも興味津々です。
いろいろな技を組み合わせて、
未来の姿が現れ始めました。
息を止めて真剣に取り組みます。
絵に描いているうちに、未来の姿が見えてきます。
未来では、家がみんな車のように動いている。
高速道路をたくさんの家が走っているよ。
不思議な形の高層ビルが建っている。
ずーと先の未来には、もう人間もいないかもしれない。
昭島は、昔みたいに海の底になっていて、
魚たちが気持ちよさそうに泳いでいる。
どんなふうに未来はつくられていくんだろう。
来週の授業には、3年生54人の未来スケッチが完成します。
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