2013年9月6日金曜日

2年生 運命の出会い

これは紙の端切れ。
ゴミ箱の中にあることが多い。
けれど、あんまりきれいなので、
捨てたりしないで、宝箱の中に並べてみました。
子どもたちだったら、この端切れから何をつくるだろう?

さまざまな形や色の端切れを、
宝箱に入れて、子どもたちに渡します。

この中から中身を見ないで3枚引きます。
どんな形に出会えるかな。

それいいね! わたしはどんなの引けるかな?

最後の1枚、どんな形に出会えるだろう?


偶然引いてしまった3つの形。
「これは、運命の出会いです。
みんなと形の出会い。
そして、3つの形の出会い。」


3つの形をよーく見てみると。

何に見える?

どうやって並べようかな?


運命の3枚とじっくり向き合って、
何かひらめいたら、宝箱のふたを開けて、
他の形にも手伝ってもらおう。


友達のアイデアとも出会いながら

自分なりに絵をつくっていきます。

こっちに置くのがいいかな?

形や色が増えたら、
どんどん想像が広がっていく。

重ねるのもきれいだね。


一枚の絵は、物語のようです。

形を見立てたり、
組み合わせて何かの形をつくったり。

なんだかよくなってきた!

時間を忘れてのめり込みます。



さて、最後の1つを加えて仕上げます。

友達はどんな絵をつくったんだろう?

完成したら、シートで挟んで



ラミネーターにかけます。

出てくるとピカピカの透明の絵が完成。

うわぁ!

できたぁ!


席に戻るとみんなで見せ合って、
自分の作品のことを紹介していました。

同じ箱から引いたのに、
みんなそれぞれ全然違う絵になったね!

こっちから見るのと
そっちから見るのと
色が違うよ!

光にかざしてみると、
重なったところの色が変わるんだよ!

最後に、自分の作品や友達の作品のいいところを、
発表してもらいました。

公園! 町! 海!
見る人によって答えが違う。


もともと、ただの紙の端切れだったから、
自由に想像できるのかな。

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