学校の隣のショッピングモールのメガネ屋さんから
いただいた様々なメガネのサンプル。
いろいろなメガネ、いろいろな自分を試して
たくさんかけてみた6年生。
どんな形が自分に似合う?
新しい自分にチャレンジできるメガネは、
どんなメガネ?
新しい自分と出会うメガネを考えよう!
デザインを自分で考え、
世界に一つのメガネを考えました。
このアイディアをもとにして
ベニヤ板を使って、本当にメガネをつくります!
電のこで複雑な形を丁寧に切り出し
ヤスリをかけました。
絵に描いたデザインを実現するのは、
なかなか大変な作業でした。
でも、5年生までに覚えてきた
いろいろな技や経験をすべて生かし、
実現を目指しました。
続いて切り出したフレーム部分とテンプル(つる)部分を
とても小さなネジと蝶番を使って組み立てます。
6mmのとても小さなネジを使った作業。
震える手で何度も失敗しながら、
取り付けました。
中には、ようやく取り付けたネジで
ベニヤが割れてしまい、
もう一度、木を切り出すところから
やり直さなくてはならない子もいました。
「悔しい! 面倒くさいけど、やり直します!」
自分の満足のいくものができるまで、
何度もやり直す姿は、さすが6年生だと思いました。
仕上げの色塗りです。
細い筆でアクリル絵の具を塗っていきます。
たった5mmの厚みの板の中に、
模様を描いたり線を入れたり!
0号の極細筆でも「太い!」と言って、
割り箸を尖らせて描く姿もありました。
一度塗り終えたのに、「気に入らない」と
上から色を何度も塗り直す姿もありました。
そして、自分の満足のいく
新しい自分にチャレンジするメガネができあがりました。
世界に一つの個性的なメガネが生まれました。
一つ一つのメガネが作者の自画像のような、
その子の新しい自分像でもあります。
完成したメガネをかけて
友達に見てもらったり、鏡でのぞいてみました。
いつもと違う自分と、いつもと違う友達。
メガネをかけて過ごすだけで、何だかおもしろい。
6年生がつくったメガネは、
11月の「北小ミュージアム」(展覧会)で展示する予定です。
さらに、メガネのサンプルを提供していただいた
メガネ屋さんの店頭でも展示させていただく予定です。
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