前回、自分で絵の具をつくった1年生。
あらためて、見慣れたチューブ入り絵の具に出会います。
好きな絵の具を3つ選ぶところからはじまりました。
今日は「筆」と出会います。
絵を描く道具には、いろいろなものがあるけれど、
今日は筆を使って、紙の上を散歩します。
ドッスンドッスン
筆の足跡が紙の上に並びます。
色を変えて、
小さな足跡を
トコトコ!
もっともっと小さい足跡を
テクテク!
同じ筆でこんなに大きさが変えられるんだ!
1本の筆だけで、
たくさんの大きさ・太さを表せるんだ!
さあ、みんなの足跡見てみよう。
どれか気になるものはあるかな?
これが気になる!
こんなに大きい足跡どうやって描いたのかな??
さあ、散歩するにはちょっと紙が小さかったね。
次は、もっともっと大きな紙の上を
のびのび散歩してみよう。
どこまでも足跡がつづく!
友達の足跡と色を変えてみようかな。
不思議!
一本の筆なのに、色が混ざっている!
色や大きさを変えて、
足跡がどんどん増えていく。
どこかで、だれかと出会うかな?
大きな足跡は、恐竜の足跡!
重ねてみたら、どうかな・・・?
足跡が集まると、色を塗ったみたい!
紙に筆で絵の具が移る。
それだけのシンプルな行為の中に、
混ざる、重なる、広がる、いろいろな出会いが待っている。
薄い、濃い、大きい、小さい・・・
手を動かして、身体で感じることができる。
ただの丸に見えるけど、これは生き物の足跡で、
写真には写らないその生物たちが、
図工室をあっちにこっちに、行ったり来たりしている。
目には見えない世界があって、
絵の具や筆や紙が、
それを少しだけ見えるようにしてくれる。
想像力は、無限の自由なのだ。
あっという間に紙の上に足跡がたくさん!
さあ、みんなできたよ! できたよ!
わっしょ! わっしょい!
ゴジラの足跡、ここにあり。
ドッッシーーーン!!!
見ることは、想像すること。
見ることは、考えること。
一緒に見ることは、話すこと。
これを学校で一番目立つところに飾ろう!
どこがいいかな?
「てんじょう!」「たいいくかん!!」
「きょうしつにかざりたい!」
「そとがいいよ! みんなにみてもらいたい!」
そんなことを話しながら、1年生は図工室を後にしました。
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