2014年10月27日月曜日

6年生 インスタレーション企画会議

今日から6年生がチャレンジするのは、
「インスタレーション」です。
インスタレーションとは、場所や空間全体を作品として、
見に来た人に体験してもらう表現方法のこと。
そのテーマの中で、6年生全員の力を合わせて、
来た人が驚いてくれる、楽しんでくれるものをつくります。

制作期間は、17日間。
場所は、3階視聴覚室。

その条件の中で、できることとは・・・
11月10日からはじまる制作に向けて、
今日は、何を制作するかをみんなで考える企画会議をしました。

授業が始まってすぐに
「実行委員会をつくったらいいんじゃないか?」
という提案がありました。
実行委員長と実行委員会5名が決めることになり、
そのメンバーが進行役になって進めていくことになりました。

さらに、
みんなが意見を言いやすいように、
まずは、班ごとに話し合いの時間を設けることに。
まずは、みんなの創造力をフル回転させて、
アイディアを出し合います。

「それもいいね!」「これはどう?」「こんなのもあり!?」
まずはどんどん出してみよう。

班ごとに3つにしぼり、全体で共有することに。

いろいろなアイディアが出てきました。
なるほど! おもしろい!

実行委員が意見をまとめていきます。

自分たちの提案のよさを伝えようと、
それぞれが一生懸命アピールしました。

不思議とどこの班の意見も重なることがなく、
14の案が出されました。

他の班への質問タイム。
これはどういうこと?

自分のイメージしていることがあっても、
それがみんなに伝わっているかどうかはわからない。
言葉を尽くし、身振り手振りで伝えようと試みます。

「この中からどうやって決める?」
多数決で決めよう、ということに。
挙手の多かった提案3つが残りましたが、
問題が発生しました。
全員の多数決で決めた
選ばれた3つであるにも関わらず、
どれも全員が納得のいくアイディアではなかったのです。
「どれも、なんか違う」

1年生も楽しめるの?
本当に実現できる?
みんなでつくれるかな?

タイムリミットも近付いてきましたが、
一向にみんなの意見はまとまりません。

一人一人に思いはあるけど、伝わらない。
みんなで出し合っても、全員が納得できない。
たくさんの問題が見えてきて、行き詰ってしまいました。

もう一度、班ごとで話し合うことにしよう!
と、そこで終わりの時間になってしまいました。
 結局、何も結論はでないままです。
さあ、どうする?

きっと、ここから先が本物の企画会議だと思います。
この行き詰りをどう乗り越えるか?
葛藤の中から、創造は生まれます。
あきらめずに、みんなで知恵を出し合い、
新しいものを生み出していかなければなりません。

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