世界中の40カ国で実際につかわれているお札の見本が
黒板いっぱいに貼り付けられています。
今日は、なんとお札の絵を鑑賞しました。
お札は、誰もが見たことのあるものだけど、
よーく見たことはないかもしれない。
そんな存在です。
他の国のお札も見てみよう!
アメリカの一ドル札です。
他にも、イギリス、フランス、ドイツを始め、
エジプトやコンゴ、ジンバブエ、
インド、ネパール、インドネシア、
バミューダ、コスタリカ等々・・・
世界中のお札を見ました。
国によって、デザインが全然違うことがわかりました。
金額、人物などのシンボル(国によっては動物や昆虫、魚など)、
記号、国の名前、サインや印鑑は、
どの国のお札にも必ず書かれていることがわかりました。
そんな世界中のお札を鑑賞したら、
オリジナルのお札をデザインしてみよう!
覚えたての彫刻刀を使って、
木版画でお札をつくるための下絵を描きます。
オリジナルのキャラクターをつくったり
好きな動物を図鑑で探したりしながら、
お札のシンボルを描きます。
本物のお札も、原画は、コンピューターではなく、
人の手によって描かれています。
4年生も、本物のお札と同じ方法でつくっていきます。
オリジナルのお札だから、自分の好きなものを
たくさん描いちゃおう!
できた!
海銀行発行の2700000円札!
チクタク銀行の1000000000チクタク札!
それぞれの国のシンボルもおもしろい。
それぞれの通貨名もユニークですね!
次の時間は、この原画を板に写します。
でも、このまま写すと版画にしたときに
逆さまになってしまうので、
絵を反転させます。
一度トレーシングペーパーに写します。
写すときは、太めのマジックペンで写します。
彫刻刀で彫ることができる太い線に直すためです。
途中でずれないように気をつけます。
写せたら、いよいよ板に写していきます。
トレーシングペーパーをひっくり返して、
カーボン紙でコピーします。
さあ、上手に写せるかな?
お札には、絵だけではなく、数字やアルファベット、
ひらがなや漢字、様々な装飾があり、
4年生にとってちょっと難しく、
チャレンジの多い時間になりました。
限られた時間で、仕上げなければならないので、
みんな黙々と手を休めずに取り組みました。
本物のお札をつくる印刷局みたい!
さあ、原版(げんぱん)ができました。
彫刻刀で彫りやすいように、
大きく太めに描きました。
細かいところにも工夫いっぱいの楽しいお札ですね!
ちょっと細かくて、彫刻刀で彫るのが大変ですが、
こだわって描いたので、挑戦することにしました!
いよいよ次回は、彫刻刀で彫りはじめます!
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