6年生は、めがねづくりの最後の授業です。
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切り終わった部品を、10mmの小さな蝶番(ちょうつがい)と
長さ6mm太さ2mmのとても小さなネジをつかって組み立てます。 |
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手元が震えるような細かな作業。 |
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思わず息を止めてしまいます。 |
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ほんの少しずれると、木を割ってしまうことがあります。 |
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難しいときは、友達に助けを求めて、一緒につくります。 |
組み立てが終わると、色塗りの仕上げにもう一度取りかかります。
本来は、すべての色塗りを終えてから組み立てるた方がいいのですが、このような細かくて難しい行程は、色の塗り進みの進度を問わず、全員で一斉にやらなければできません。
6mmのネジですから、もしも間違ってなくしてしまったら、もう見付けるのも難しいのです。
そんなスリルも楽しみながら、何とか、全員が組み立てを終えることができました。さすが6年生です。
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個性的なめがねができてきました。 |
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鮮やか |
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小さな穴をあけると、本当によく見える! |
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細かいですね! |
完成すると、まずはやっぱりかけてみたくなりますね!鏡を使って合わせてみます。
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手作りなので、かけ心地がいいとはいえませんが、
それでもかけていたくなります。 |
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世界にひとつのユニークなメガネができましたね! |
このメガネづくりには、電動糸のこの技術も必要でした。小さなネジをとめる指先の器用さも必要でした。しかし、一番大事なのは、自分に合わせてメガネをデザインし、自分でかけて何度も微調整しながらつくりたいメガネを考えるところでした。
その行程の中で、自分と向き合うことや、それを通して自分の表したいものを見付ける経験ができていたらいいな。そして、それがとても楽しいことだと思ってくれたらいいなと思います。
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