3年生が描いているのは「学校のおばけ」です。
先週、ボンドと絵の具を混ぜて描いたおばけを、 今日ははがして学校の背景写真に貼り付け、 自分の考えたおばけのことが見た人に伝わるように仕上げました。 |
やぶかないように、ゆっくり丁寧にはがします。 |
薄さ1mmのやぶけそうなおばけの絵を、 友達と協力して、慎重に貼り付けます。 |
どこに貼るのがいいか、よく考えます。 |
最初に書いた「おばけ辞典ファイル」を見ながら、 自分の考えたおばけの特徴を思い出し、 それをまとめて言葉にしていきます。 |
「夜の2時になると、3階のトイレに現れます・・・」とか |
いつ、どこに現れて、どんな性格なのか、 見る人に分かるようにまとめていきます。 |
最後に、ボンド絵の具で描けなかった細かな部分を ペンを使って付け足して仕上げていきます。 |
みんなが考えたおばけを少し紹介します・・・
顔が透明で見えない! 夜中の教室を飛んでいます・・・ |
図書室に現れます。 |
おばけの赤ちゃんも! |
おばけの紹介も、たくさん書いていますね! 吹き出しの中は「おばけ語」だそうです。 人間には通じない言葉でしゃべっているんだ! |
今回のおばけを考える授業は、新しい表現方法に出会わせることと、たっぷり想像力を働かせること、それを楽しむことが目標でした。だから、おばけ辞典のカードを書いたり、解説を書くことにもたっぷり時間をとり、絵を描くことと同くらい言葉にも表現しました。それらすべてが今回の作品であり、子どもたちの創造と表現の軌跡です。そのため展覧会では、おばけの作品だけでなく、その途中のスケッチもできるだけ展示したいと考えています。
完成した作品と同じか、もしかするとそれ以上にスケッチに価値があると私は思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿